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私の覚悟


覚悟を決めました

何の覚悟かというと、、、
「病院で働くという覚悟。そして、教員になるという覚悟です」

この3日間は将来ふりかえったときに確実に
人生の転換点になる
そんな3日間でした

自分の甘さと無力さを知り
悔しすぎて泣いた3日間でした

何をしていたかというと、
ホスピタル・クラウンの養成講座を受講していました。
そこでいくつもの考えるべき課題を提示されました

・観察するということ
・想像するということ
・寄り添わないこと
・責任

「なぜ、バルーンをみているのですか?あなたは何をしにきたのですか?」

クラウンは、遊んでくれるお兄ちゃんじゃない
クラウンは、バルーンを配ってくれる人でもない

パフォーマンスをする人

いじって、とぼけて、おどけて、失敗して
すべてを笑いに変える。苦笑いこそ最高の幸せ
得たスキルを披露する場ではない

目的は、子どもたちを笑顔にすること

現場に出たとき
周りを見る余裕がなくて、
話はしているものの、顔を見れるようになるのは、バルーンを作り終わったあと

何が笑顔にさせる、笑顔すら見えてないのに
もし、無理してたとしても、それにも気づかない

バルーンを作っているときに、子どもの眉がぴくって動いた
犬かと思ったら、剣になったときに目が丸くなり、口が縦になった
その瞬間を見ておらず、あとで言われて初めて気づいた

自分は人の表情や声色の変化に敏感なほうだと感じていた
でも、本当の意味での観察はおこなっていなかった

自分の1つの言動で、眉がどのように動いたのか
微かな変化まで見逃さないこと

そこまで見て、はじめて相手を見たと言える

観察する、相手を見る、子どもを見ることを学びました

「なぜ、子どもを笑わせようとしているの?」

自分が子どもだったらを徹底的に想像してください

となりで点滴の音が聞こえるかもしれない
ろうかで緊急でばたばた動く看護師さんが見えるかもしれない
お母さんが隣で疲れてる様子が見えてくる
自分は体調があまりよくなくて、座るのもしんどいかもしれない

そんなとき、自分だったら笑えますか?

なんとなく笑っちゃいけないかもしれない

そんな気持ちをもちながら、笑わせられるって
かえって、対応を悩ませませんか?

笑わせることはときには苦しみや悩みを生み出す

笑顔は伝播します

親が笑えば、看護師が笑えば、医者が笑えば
子どもたちは安心して笑うようになる

子どもが笑えば、親が笑う
笑う循環ができる

子どもを笑わせて、子どもを見ているだけでは
笑顔にできません。

目の前の人がどう思っているのか
どんな状況にいるのか

すべての感情や経験を共感の引き出しにできるように今までがんばってきた想像なんて、共感なんて何もできてなかった

想像の範囲が足りなさ過ぎていた
それを強く実感しました

「寄り添うことは長所じゃない」

「体温を興奮をあげすぎないこと」
一番響きました

今まで、自分の武器や長所は「寄り添えること」で
人生の目標も「寄り添う」ということでした

「寄り添わないこと」が課題だと言われたとき
何が何だか訳が分かりませんでした

人は上手いことテンションの波を作って生きている
興奮したら、そのぶん落下がくる
興奮したままでは、波がないことがそれはそれでまずい
興奮がないのもまずい

自分が適切に生きていける波が必要

クラウンは人を笑顔にさせる
ただ、笑顔にさせすぎてしまう
温度を上げすぎないことも1つのスキル

人生の思い出になる絶頂の幸せではなく
日常を少しだけ非日常に変える少しの幸せ

だからこそ、寄り添わないこと
寄り添いすぎると、波が高くなる

幸せが大きくなればなるほど落下が大きくなる
落下を対処できればいいが
たいていの病院の子どもたちは対処ができない
対処の方法を知らない

だからこそ、寄り添いすぎないこと
第3者だからこそ、できることはたくさんある
寄り添いすぎず、第3者であり続けること

第3者でいることがどのようなことなのか
第3者でいたいと思っていた

でも、自分が思っていたものは第3者の役ではなかった

何かの役割を演じること
演じることのきびしさ

寄り添いすぎないことを学んだ

「子どもにとって、病院にとって、クラウン=あなたになります。あなたの言動1つで今まで築き上げてきた信頼がすべて壊れる。プロフェッショナルでいるとはそういうことです」

組織でいることの責任やプロとしての意地を実感しました
自分1人、何か失敗したら自分が責任をとればいい

今まではそう思って好き放題していました。

でも、そんな話じゃない
総じて
自分の病院での活動に対しての覚悟がほんとに甘かった

頭のなかではわかっていたことも、実践にうつすと何もできなかった
その場になると、動けない
現場での経験が総じて足りなさ過ぎる

想いや気持ち、夢、叶えたいものは去年1年でできた
あとは、ほんとに進むだけ、場数を踏みまくってそのつど振り返るだけ

覚悟は決まりました

あとはほんとうに進むだけ

このタイミングで、この活動に出会えてほんとによかった
ホスピタル・クラウンも病院実習を重ね、スキルを磨いていくだけです
タイミングとご縁もあり

この4月から
自分の将来に直結するもの、ほんとに心からやりたいことに
挑戦し始めることができています

今年は、吸収する年にすると新年に決めました
吸収しつつ、今年のがんばりが自分の人生にそのまま直結する年になりそうです

・コーチング
・ホスピタル・クラウン
・大学院試

主軸3本


・卒論
・ねすと

の2本

・アゴラ
・教育×コミュマネ
・もくせい教室

の3本

この8本で今年度は走り切ります

(最近で集中したいのもあり、だいぶ減らしました、えらい!)

ばたばたして書けなかった新年度の抱負でした

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