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鉄馬旅人の革細工の始まり
「腕時計」
そう
腕時計が欲しかったのだ
でも
どこにも売っていない
![](https://assets.st-note.com/img/1724051903341-xkwDWvgK4S.jpg?width=1200)
「じゃあ作れば良いだろう?」
![](https://assets.st-note.com/img/1724051903367-8Goi4Vzj8S.jpg?width=1200)
もう7年以上の付き合い
「えっ⁉
(誰だよ、いきなり・・・)
おぃおぃ・・・あのねぇ
俺、すげぇ不器用なの!!!!
だから出来るわけないじゃん」
「・・・ふ~ん・・・
そうかぁ
おまえは試してもいないのに
そう決めつけるのかぁ・・・」
「そうだよぉ
だって家電製品を取り付けたりしてると
結構な割合で破壊してたもんな・・・」
「誰だって最初の一歩はあるんだよ
でも大丈夫
お前には俺が付いているのだから・・・
お前の経験は俺の経験、
俺の経験はお前の経験・・
これ前に言ったよな?
覚えてるか?
ほら、おまえが
NEW MEXICOに来た時にさ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後も欲しい型の時計を
ネットで探すも見つからない・・・
その数日後
悪友とツーリングの約束をしていた
その待ち合わせ場所で
「そういや~さぁ
Mちゃん、革細工やってたよねぇ?」
「ん?おぉ簡単な物は作れるぞ」
てなわけで
最低限必要な道具を教えてもらった
![](https://assets.st-note.com/img/1724673095606-9uBeH9F6K1.jpg?width=1200)
もちろん自作の作業台
![](https://assets.st-note.com/img/1724673093860-C8xuacG3i9.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673094308-6tTdgL6PWn.jpg?width=1200)
以前の作業台
![](https://assets.st-note.com/img/1724673081982-ykc1Vkrq3p.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673082182-hCd8jdBQ2q.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673082374-jGSVlHQNLc.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673096817-uj113h5KTB.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673097321-cSAULKEnmX.jpg?width=1200)
僕も出して!!って(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673084724-98P6GxlrMf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673084891-WK82y9cfPs.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673097070-7CTHgwSvNg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673086249-jj0QBIiO4L.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673097602-FcOSeDE5fP.jpg?width=1200)
見えないけど(笑)いつか掲載します
![](https://assets.st-note.com/img/1724673087799-SlbPjkotiF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673096229-ZwmakPc1cR.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724673079172-R6GxyPleGd.jpg?width=1200)
もちろん自作
それからというもの
どんどんのめり込んでいく自分
初めて革に触った時の事が忘れられない
あれは真冬のアパート
妻はパートに出掛けて
古いアパートの2階には俺1人
俺は朝から革を切ったり縫ったり・・・
もう無我夢中で楽しんでいた
氣が付けばもう外は真っ暗
ストーブをつけていなかったので
部屋が凍えるほどに寒い・・・
そんなことに
氣が付かないほど没頭していた
それほど楽しかったのだ
そして出来上がった代物を
パートから戻った妻に
誇らしげに見せる
「あら!凄いねぇ♫」
これが自分の革細工の歴史の始まり
因みに店名は
【守護院】
noteで出会った言霊学者リョータさんに
一生懸命に考えてもらった名前
「鞄の中身を護れるように」
という意を込めて考えてくれたのです
これからも凄い作品を作れるように
精進していきます
どうぞよろしくお願い致します
守護院 店主