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非常勤ですが、なにか?♯14 確定申告の巻
確定申告をしてください
と、事務の先生に言われた。
これまでは年末調整だけでよかったのだか、ここに来てついに…。
書類書きはめんどくさい。
よくわからないながら、出来れば避けて通りたかった。
非常勤講師仲間の面々は皆実技教科なので、基本、兼務か扶養範囲内て働いている。
兼務の人は二ヶ所以上の自治体からお給金をもらうから確定申告をする必要があるんだな〜 くらいの知識しかなかった私は
「なぜ?」
となった。
調べてみると…
2か所以上から給与の支払を受けている人のうち、給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整されなかった給与の収入金額と給与所得および退職所得以外の所得金額との合計額が20万円を超える人
は、確定申告が必要だという。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm
そうか、前任校の事務の先生が「行っても行かなくてもいいですよ」と言っていたのは、県費で年末調整をすれば、補填された町費は微々たるものだったからだな、きっと。
現任校は学級数が多いので、持ち時間も補充時間も増えた。(しんどいけれど少しだけ懐が温かい)
職場にときどき来るICT支援員さんに聞いたら「私はスマホでやってますよ。」という。
非常勤仲間にも聞いてみた。
「最近はスマホが便利よ。でも、国税庁がくれる番号みたいなのがあるのよ。初めは税務署に行ってみた方がいいかな。」とのこと。
イメージ的に2月、学年末テスト前の忙しい時期。人混み、行列、待ち時間も長い…行ったことはないけれど、数年前に聞いた話から勝手にイメージしている。
早めにテストの準備をして、YouTubeとかネットで情報を集めたり、周囲に聞いたりしていたが、なんだ「よくわからない」ということが不安で落ち着かない。
日曜日の午後、とりあえず準備だけしておこうと思い、スマホで調べてみることにした。
まず、揃えて持っていくものはなんだ?いつ行けばいいの?
パソコンやスマホで調べているうちに国税庁のページきたどり着いた。
ちょっと調べてみるつもりが、どんどん誘導されていく〜
マイナポータルに接続?するところでつまずいて危うく挫けそうになったが、面倒だったりよくわからなかったりするところはジャンジャンとばしても大丈夫。
特に感心したのは、職場で済ませた年末調整の情報がマイナポータルで先に入っている点。
他にも源泉徴収票がある人は、それを既存の情報に追加すればいい…。
私の場合、県費の所得が職場の年末調整で完了しているので、あとは町費の源泉徴収票を…前任校の町と現任校の町の分が2枚ある〜!
面倒くさ〜い…と思った瞬間、なんとスマホのカメラで写して送ってくださいと書いてある。
それ本当?と思いながらパシャッ📷✨と撮って送信すると、ちゃんと書類の形になって画面に出てくるではありませんか。
ついでに医療費控除の手続きもできた。
心底スッキリした。
2時間以上かかったけれど…。
非常勤仲間は「慣れたら30分でできるよー」と言う。
来年度また授業時数が多くなっても、まぁなんとかなりそうだ。