傷病手当の受取代理が来年1月廃止!
とり急ぎ速報としてお知らせします。
全国健康保険協会を保険者として健康保険に加入している事業所の総務関係者様に重要な情報です。
会社の口座を受け取り代理人とした健康保険給付申請が来年1月以降できなくなります!
傷病手当金だけでなく全ての給付申請が対象です。が、問題はやはり長期欠勤者が請求する傷病手当金給付申請でしょう。
これまでは、請求者本人の了承の上で、傷病手当の給付金が先に会社口座に振り込まれる事により、本人負担保険料を控除した後に本人口座に振り込むという一連の流れが可能でしたが、来年1月以降の受付分からは、健康保険協会から直接に本人口座への振り込む扱いのみになります。
※ やむを得ない事情で代理受け取りが認められるケースも有るそうですが、会社口座への入金は想定されていないようで、基本無理と思っていいです。
感想
私の扱った事案で、長期欠勤者に多い傷病名が、癌疾患、精神系疾患でした。保険負担額を請求する困難ぶりが目に浮かびます。治療中のご本人や、ご家族にも支払い作業の負担や精神的負い目が出てきそうですよ。