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何でも「悩み」があるなら観て頂きたい|『LIGHTHOUSE』全6話|[Netflix]

あらすじ

エンタメの世界で活躍中の人気者2人である星野原とオードリー若林正恭が、ざっくばらんに本音トーク。笑いあふれる対話を通して照らし出される、それぞれの弱さや悩みとは...?
引用元:Netflix

動画予告

引用元:Youtube「Netflix Japan」

レビュー

「悩み」を持たない人はいるのでしょうか?そして「悩み」を話せる人はいるのでしょうか?僕はいません。だからこそ、星野原さんとオードリー若林さんのお互いの悩みを話し合っている時間はまるで2人に自分の話を打ち明けているような親近感が湧いてきます。

僕自身が2人のことが大好きで毎週欠かさず、2人のラジオ(星野源のオールナイトニッポン・オードリーのオールナイトニッポン)を聞いているからかもしれません。2人に少しでも関心がある人は必ず観るべきだと思いますし、2人を知らない方でも「悩み」があるなら何か引っ掛かるものがあると思われますので観て頂きたいです。

将来への不安、今の自分への葛藤など、ふとした瞬間に考え、何かで誤魔化して目を背けたり、向き合いすぎて落ち込んだりするような「悩み」に話し合う2人の姿を観て僕は、笑みが込み上げて来ました。もっと悩んでいいんだと思える回もあったし、これからの自分にもっと何かを求めてもいいことや、明日生きてみようかなと思わせてくれるようなお話をして頂けました。

僕は、2人が話していた内容に関してですが、哲学者が論じていることが多かった印象です。現代思想哲学の領域で知られるジャック・デリダ、ミシェル・フーコなどのポスト構造主義の方々に一部被さっていると。詳細は省きますが、このように人類という文明が出来上がって暦という概念ができる前からずっと人は悩み続けるし、これから先も悩み続けるのだなっと実感しました。

普段、「悩み」を誰かに曝け出せないからこそこのような機会によって少しでも昇華されるような気がします。それでも話せるような人が傍にいてくれたら一番嬉しいけれども全てを相談する訳にもいけない気がしますし、その分相手の「悩み」も聞いていく必要があるように感じます。

それぞれの話の最後に、星野源さんがその時話した内容をもとに作詞作曲で曲をつくるという所業を行います。どの曲もその時の内容に酷似しており、ニコッとできたり、そうだよなって思わせてくれるような曲でした。いつでもいいですが、曲が配信されることを願うばかりです。加えて、2人の無理のないペースで2シーズン目の制作が決まることも願うばかりです。

ちょっとしたファンの感想文みたいでしたけど、そうなってしまいますのでご勘弁ください。

それでは!
また!!

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