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現状を変えたければ自分が変化しろ

現状が不満だ。
現状が上手くいかない。
現状から抜け出したい。

人間が生きていれば、現状に対する様々な負の要素を感じることがあるだろう。
私もそういう現状を変えたいと思う1人である。

現状を変えたい、と思う時に発生しがちなのが、他責の念である。
時代、地域、人、お金・・・。
他責を考えればキリがない。
私も他責を考えないことはない。

変化できるのは自分だけ


しかし、「変えられる、変化できる」のは自分だけであるというのも事実である。

どんなに頑張っても他を変えることは出来ない。
他が変わることを願っても、ガッカリするだけだ。
期待するのはやめた方が良い。

自分が変化することで状況が打破できることは多い。
上手くいかないことは、自分が変わることで上手くいくことが多い。

物事は多面的である


唐突もない話だが、あなたは太陽の塔を見たことがあるだろうか?
大阪万博の遺産であり、私の大好きな岡本太郎氏の代表作である。

太陽の塔に関しての詳細は後日に語るとして、太陽の塔は4つの顔が存在する。私が好きなのは正面の大きな顔である。
この顔であるが、怒ってる?笑ってる?
あなたには、どのように見えるだろうか?

実は、太陽の塔の顔が現状である。
私には様々な表情を内包しているように見える。
角度によっても見え方は変わるし、天候や時間によっても陰影が深まり表情は変わる。

しかし、事実は1つである。
目の前の太陽の塔の表情が変わっているわけではない。

要するに受け手側の感情や状況によって、事実の捉え方が変わる可能性があるということである。
物事は多面的なのである。

変化するためには


では、変化するためには何が必要なのだろうか?
それは、他者理解と知識アップであると考える。
心理学において、人間には「コンフォータブルゾーン」という、心理的に安心感や安定感を感じられる状態や環境があると言われている。
このゾーン内では、ストレスや不安を感じることが少なく、自分が慣れ親しんだ行動や習慣が中心となり心地よい。
言わば、井の中の蛙状態である。

しかし、コンフォータブルゾーンにいても自分は変わらないし、周りの見え方も変わることは無い。
そこで重要なのは、ラーニングゾーンという、新たな経験により学びにつながるゾーンへと1歩踏み出すことである。

要するに、自分が変化するということは、自分自身が新たに学ぶことなのである。

現状に悩んでいれば太陽の塔に相談してみるのはいかがだろうか?


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大塩 謙
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