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なぜカフェでは仕事がはかどるのか?

仕事がはかどらない時はカフェに行くに限る。
Wi-Fi環境も含めてスタバが一番良いような気がするが、雑音が多いコメダ珈琲も好きである。

カフェで仕事がはかどる理由


なぜカフェで仕事がはかどるのでだろう?
それは、環境雑音効果という研究で理由が示されている。
それによると、約70デシベルという程度なレベルでの雑音は、人間の創造的思考力や問題解決力を高める効果があるとのことである。
つまり、カフェの適度な雑音が、仕事のパフォーマンス向上に非常に有益であるということである。

それに加えて周りの人々の影響は非常に大きいと感じる。
これは心理学での「社会的手がかり」や「社会的促進」の効果である。
社会的手がかりは、簡単に言うと、他の仕事をしている人などを見ることにより、自分も頑張ろうという意識が働くことである。
また、社会的促進は、周りの人から見られているという感覚が、集中力や作業効率を高めるという効果である。

また、環境の変化が及ぼす影響も非常に大きい。
心理学者カプランの注意回復理論によれば、仕事や勉強などの意図的注意は脳のリソースを非常に使うため疲れやすく、これを回復させる効果として環境変化を挙げている。

つまりカフェで仕事がはかどる理由は、
①環境雑音効果
②社会的手がかりと社会的促進効果
③環境変化の効果
の大きく3つがあると考える。

カフェで仕事をはかどらせるために


カフェで仕事をはかどらせるためには工夫も必要である。
それは、電源Wi-Fi環境デッドラインの3つである。

カフェでは当たり前だが、スムーズな仕事環境構築が必要である。
特に重要なのが当たり前だが、電源の確保である。
私はなるべく軽くてパソコンも充電できるように、アンカーnanoの65W充電器とそれに対応したUSBタイプCケーブルを持ち歩いている。

Wi-Fi環境も非常に重要である。
通常はスマホのテザリングを使用しているが、カフェではスマホを気にせずに作業をしたいのでWi-Fiは必須である。

そして最も重要なことは、デッドラインを決めるということである。
カフェでは何を何時までに終えるかを意識することが重要である。
これをすることにより、カフェの効果を最大限発揮して仕事のパフォーマンスを最大化することが可能である。

朝のカフェ・夜のカフェ


さて、そんなカフェであるが、使う時間にも工夫が必要である。
朝のカフェは、ひたすらアウトプットの時間に充てると良い。
それは脳の働きも仕事モードになっているからである。

では、夜のカフェはどうだろう。
夜のカフェは、インプットに使うことが適しているように感じる。
疲れた脳をリラックスさせるためにも、読書することが最高だ。
注意回復理論の自発的注意にあたるような、自分の読みたい本を読むことで、疲れた脳の回復にもつながる。


やる気が出ない、仕事が進まない・・・。
そんな時はカフェに出掛けてみてはいかがだろうか?


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