2024.11.2シンガロンシンガソン京都 感想
2024.11.2(土)@京都二条GROWLY
『シンガロンシンガソンKYOTO
ビルフェス2024 EXTRA』
とんでもはっぷん→Miranda Otsuji→人人オピトピア→菱田ヒシコと大クセシスターズ大喜利→岡本亜未→みらいさん(気づいたら劇団)→小森亮汰→小日向由衣→あんどーまいか→菱田ヒシコ→ぼけちゃん→姫野光太郎→ニドネハル→詩央→帯森かれん→中村千尋→かけおちごっこ→樹菜里→ぽてさらちゃん
◼️とんでもはっぷん(初見)
3曲ほど鑑賞。
ほぼ初ステージなのかな?初々しい感じのするゆるい歌唱とダンスでしたね。『とんでもはっぷん』『トマト』など曲が良いので音源手に入れる機会あったらチェックしてみたい。
◼️Miranda Otsuji(初見)
一曲のみ鑑賞。
◼️人人オピトピア ※フル鑑賞①
1.才能解歌(SE)
2.しあわせがないならつくろオピトピア
3.金魚鉢で踊る(SE)
4.ガールズバンド(仮)
5.さいた
6.色恋営業
7.クリオネたち(SE)
8.わたしの宇宙を守って
9.人間よ、自分のオタクであれ
やっぱりオピさんは最高です。新曲の「おねがいマイメロディ」が聴けたのが嬉しい。またしても聴いたことないタイプの名曲。不思議でドリーミーなサウンドが魅惑的。ラップ部分?ライムリーディング部分?も斬新。ことあるごとにあのメロディが脳内再生されちゃうくらい好き。記憶が細切れ&お裾分け動画で一部分のみループ再生してる状態なので、音源なりリリックビデオなりで公式から供給される日が楽しみ!
あと演奏スタイル、こんなギターソロとかする感じだっけ?と驚いた。ほんでロック寄りのトラックメイカーなのに、ディープオピファンによるmix打ちでアイドルっぽい立ち位置になってたの笑ってしまう。確実にミスマッチだけど、これはたぶん良いミスマッチ。
個人的にはアルバムリリース時の衣装をやっと生で見れたのが嬉しかったですね。この衣装、思わずイラスト描きたくなるくらいデザインと配色バランスの完成度高過ぎてめっちゃ好きなんですよ。
◼️菱田ヒシコと大クセシスターズ(大喜利)※フル鑑賞②
この後のライブといいヒシコ関連だけ会場面積に対する人口密度高くて真夏の温度だった。どーなってんの(笑)??
記者会見みたいな長机に4人座ってる絵面だけでも面白いんだけど、良い大人が体育座りして大喜利楽しんでるのシュール過ぎるやろ。絵面が小学校の朝礼とか修学旅行の京都駅やん…。3F跡地でやるべき人数集まってるし絶対会場選びミスってるんだけど、それ含めて面白かった(笑)
■ハマメグ(初見)3~4曲ほど鑑賞。
かっこいいシンガーソングライター!たしかフライデイフライデーのドラムの方よね??グッドミュージックを編む京都らしいポップバンドだけどメンバーのうち二人くらいが医大の実習だとかでいつのまにか活動休止してたりアカウントが消えてさみしく思ってた。ほんで21~22年ごろ?からちょくちょくシンガロン関連の情報で見かけるようになって気になってた人。当時と髪色やファッションとか見た目がガラッと変わってイケイケになってたので確証ないけど、名前同じだし別人なのか本人なのかずっと気になってた人。ドラマーがまさかシンガーに転向する??てかフロントマンになるタイプのミュージシャンだったっけ??!というイメージ転換だったので。高らかに歌いあげる姿がすごくカッコよかった。
■百崎さわ(初見)
1曲鑑賞。
演劇畑の人で最近弾き語りを始めた感じなのかな?
曲紹介で〇〇の「~~~」と紹介してたのでカバーかしら??
◼️岡本亜未(初見)
2曲鑑賞。時間が許すならもっとゆっくり歌の世界に浸りたかったアーティスト。こちらの気分を優しく落ち着かせてくれるような、優しく心地良い声質。静かで穏やかで豊かな歌の世界。すごく良かった。贅沢な時間だった。
◼️みらいさん
新曲と茶しばきロックの2曲鑑賞。
みらいさんの弾き語り、見るたびに良くなってくし、ソロだと声の透明さとアコギの音色がよりキレイに響くんよね。断腸の思いでしたがタイテが許すなら全部見たかった…!
◼️小森亮汰(初見)フル鑑賞③
ミヤコのリンリンとして認識してたんですが「初音ミクで曲作ってる人がシンガロンシンガソンに!?どんな演目するの!??」ということで、どうしても見たかったアーティスト。そしてこの日初見の演者さんの中で一番良かった!
固定ツイートにあるボカロ曲からイメージしようがない、ダンディーでムーディーな曲調の弾き語りに色気とロマンスのあるファルセットにノックアウトされた。とにかく曲と歌声が良い!
リズムも気持ち良くて心地よくノレる。超好みのアーティストでした。00年代のプリンスみたいな唱法に感じたけど、ファンクでもブルーズでもシャンソンでもないし音楽ジャンル的には何になるんだろう??ムード歌謡(なんか違う気がする)?
ぼけちゃんとのコラボデュエット曲『Summer girl』も素晴らしかったです。ぼけちゃんの声を「全く違う属性の武器」として作用させる曲というのは稀有なコラボだと思った。「穏やかで華やかで楽し気で包容力と安心感のある寄り添うような唱法」路線のぼけボーカル、新鮮だし素晴らしすぎる。
ぼ本人が得意とする作風やイメージとは真逆と思うけど、正直この路線はもっと見てみたい…!!ソロでの薄氷を踏むような孤高とは全く違う美しさや安心感や華やかさがあるし、クオリティの高さと相性の良さに期待高まる。もっとコラボしてほしい。なんならミニアルバムとかつくってほしい。
ぽてさらちゃんにも『ネイキッドルーム』『モノポリー』を提供してるとのことで、非常に気になるミュージシャンです。『さえきまり(27)』での語りも多分小森亮汰さんぽい気がするので、お話させてもらった時に聴いておけば良かった…💦
渋さとロマンスありあまる玄人向けなムーディーな曲、ちょっとインドアでオタクっぽさのあるDTM&女の子っぽいボカロ曲とで、作っている音楽のジャンルが飛び飛びすぎてその才能の未知数さが非常に気になります。多才ゆえにルーツや創作のモチベーションがわからんすぎる「謎」、に惹かれてしまう。
◼️小日向由衣(2回目)後半5曲くらい?
1.雨の予感
2.ハリボテの恋
3.私は神様
4.水色
5.天の川ぶち壊す!
6.グッバイキャンデイー
7.ネコみたいに
24年3月のSSOから2回目。前回セトリはディープでカッコいいダンスミュージック中心だったので、アイドルっぽいポップスのあるセトリは大分意外だった!曲幅広過ぎてどういう作風なのか全容掴めてないけど、とりあえずライブは楽しい(笑)!そして楽しいは正義!
MCも上手くて爆笑と共感の嵐だった。土地勘ない中でタクシー乗ったら結果的に短距離乗車になり運転手と揉めるエピソードが面白すぎた!東京の人間なのに何故か大阪弁でキレ出し、さらに京都弁でキレがさねしてく展開、天下一品すぎんのよ(笑)
◼️あんどーまいか(初見)フル鑑賞④
でんポービスかにポイムダイ(公式Twitterより)
1.でんぐりがえし
2.
3.ビスコ
4.カニかま
5.ポイつかい
6.
トラックがクールでジャングルな打ち込みが爆発しててカッコいい。ほんで人生に対するどーにもならんことや悶えそうな情熱、リビドーとかガンガン伝わってきて凄かった!
一見無軌道に見えるパフォーマンスの熱さだしステージ沸かすようなワチャな面白さがメインな反面、心掻きむしられるようなせつなさもある。
「歌を超えたカテゴリのボーカル」なのよな。DADA的でPUNKで、つるつるの壺とか孤独の鳥居的な。
多分めっちゃ闇とか昏く燃えるモノがある人だろうし、計り知れないナニカが爆発してる表現スタイルなのにライブ中にビスコやカニカマ配ったりとパフォーマンスが優しいんよね。サービス精神の塊だな、と。もうそこがグッと来る。
「ポイ(金魚すくうやつ)」を3分間のトラックに合わせてめちゃくゃに投げ散らかして、ライブハウスの床に落ちた残骸を観客が協力して片付けるパフォーマンス、アイスブレイクとして会場が一体になってた。見たことない表現過ぎて脳内シェイクされた!
◼️菱田ヒシコ(ほぼ初見)フル鑑賞⑤
1.ベントラー
2.コメダ珈琲できないかな
3.大股野郎を許すな
4.まきまき
5.タグつけっぱLOVE
6.回覧板音頭
7.才能の雨
今回、マストで見たかったアーティストの一人!路上でないちゃんとしたフロアライブ見るの初めて。この時間、マジで異常な熱狂だった!
(普段のライブ知らないけど明らかに)レコ発からこっち、完全に流れが来てるとしか言いようがない。まさに旬!完全に今一番熱い!
13畳くらいの狭いスタジオに30人くらいおったんちゃうかな。くっそ狭いのに謎サークルランこと盆踊り始まるし、爆盛り上がり。
変キャラに見えつつも一発ネタにならないような工夫すごいし、とにかくお客さんが楽しむことを一番に考える人なんよ。「楽しませる」ではなく「お客さんが楽しむ(楽しめる)」ように細心の工夫とギミックを積んでく人だと思う。これはけっこう違いがある気がするんよね。キャラが美味しすぎてベントラー言っておけばとりあえず笑いが取れてしまうゾーンに入ってるんだけど、それに甘えない数々の工夫に感心する。ワーカホリックでまさに心づくしのライブ。だから楽しい!
特にすごいと思ったのはCDとライブとではオケの音質や臨場感が全然違うこと。オリジナルSEもふんだんに使ってる。ベントラーではボーカルにエフェクターかけてたけど、これがまた精密な音質で気持ち良いギャラクシー感なのよね。ライブでしか聴けないバリューVer.にしてるのがニクイ。ライブでしか味わえないバリューがめっちゃある。
個人的にはオケタイプのシンガーって弾き語りに比べるとカラオケに見えやすく、ライブだと何回も見ると飽きられられやすいという弱点があるように思うけど、見事に克服してた。ライブならではの輝き。自作曲編曲MIXまで出来ちゃう多才さゆえにVer.違いを強調したトラックを作れるという強み。作曲を人に依頼してるシンガーやアイドルだとこうはいかない。
一つのライブにかける諸々の作業量を思うとそのワーカホリックさに感心せざるを得ない。アーティストならみんな努力してるのは当たり前なのかもしれないけど、ヒシコさんのそれは素人でもわかる努力量と成果物の多さだから好感度高すぎるし、改めて惚れ直してしまった。
ベントラーアクション、まきまきポーズやブリトーコール&レスポンス、タグつけっぱパラパラ、才能の雨アクション。
数々の観客参加型の振り付け、コミカルで映えるのに簡単だから気楽だし思わずみんなやりたくなっちゃうんよね。これホントに曲のマッチ度ともしっくり来る振り付けだし、ユーザー目線に立っててすごい工夫だと思った。運動音痴からすると「複雑さを徹底排除した振り付け」って疎外感覚えずにすむから優しい。
ゆえにライブで身体動かすの嫌いな自分も自然とつられちゃう。楽しいから。狭いスタジオにぎゅう詰め効果で、異常な一体感&カルトな熱狂ハッピー空間が間違いなく発生してた。絶対キャパミスった会場選びなんだけど、結果的にミラクルな盛り上がりに繋がってたし、これを計算してたら軍師マジですげぇなと思う。マジで色んなモノが味方して出来上がったミラクルギャラクシー空間だと思う。伝説のライブだよ…。最高すぎて幸福感あるステージだった!
一体感といえばヒシコさんの前時間帯あんどーまいかさんを見てたお客さん、迷うことなく大部分が急いでグローリーの階段上がってたんよね。どこからともなく「民族大移動だ…」って声聞こえてきたし(ワイもゲルマン大移動みたいだなと思ってた。フン族どころか宇宙人に圧迫されたらそら西ローマ帝国も滅ぶレベルよ)。
なんかもう一体感凄かったんよ。ヒシコさんと一部タイテ被ってるまいかさんが「早めに巻くからぜひ見にいってな!」という規格外で超ド級の気遣いもあったし、キョーレツなライブの後だし流れでみんな一風変わったライブを見たいって気持ちで一体になってたと思う。
ミラクルなライブの盛り上がり、って人の思いが繋がって出来上がった盛り上がりなんだなぁ、と今振り返って感動してる。
◼️ぼけちゃん ※最後の1曲のみ鑑賞。
1.優しい手で(小森亮汰Cover.)
2. Shinotsuku Ame
3.チープに生きてみたかった
4.インフェルノラブリーソング
5.呪いは、にせもの
遅れて入ってきた人全員「最初から来いよ💢裏切りやがって💢」と叱られるという始まりでした💦前の時間が異常発汗空間で疲れ過ぎてたので一番後ろの椅子に座ってMC聴いてたんですが、「おまえのことだよ!」と言わんばかりに何回もガッツリ目があってかなり気まずかったですね(いやどうなんだろう?客席暗いから実際には見えてなかったんかもしれないけど間違いなく目合ってた、と思う)。一番後ろなのにめっちゃバレとる。目が良過ぎる。スマン!の一言です。まぁサーキットのタイテは水物だし時の運なので許してください。
MCが終わり、『呪いはにせもの』の演奏が始まったので、前方へ。やっぱりやっぱこの曲は良いですね。弾き語りの方が声が聞き取れるのでシンガロンしやすいし、真骨頂かも。客のシンガロンに対して、裏メロでアドリブしてく様が圧巻だった。そしてシンガロンシンガソンというイベントタイトルにもっとも相応しい瞬間だったと思う。
p.s
後日『優しい手で』カバー動画を見て、「ああこんだけ素晴らしいモノを用意したのに、常連客や古参客に見てもらえなかったら確かに怒れちゃうし裏切られたって言いたくなるのはわかるかも(※まぁそれでも言わんで済むなら言わんに越したことないけど…)」と思いました。それくらい素晴らしい歌とパフォーマンスだった。力を与える応援ソングや怒り悲しみを歌う普段のメンヘラポップの作風とは真逆の、「温かみのあるボーカル」は完全に新境地だと思う。ぼけちゃんmeetsジブリテイスト、って想像も出来ないし、すごい。
◼️姫野光太郎(初見)後半3曲ほど鑑賞。
1.HIGH&HIGH
2.おいらのスマホ
3.初デート
4.タピオカミルクティー
5.片思いのうた
6.結婚願望
いやぁ、姫野さん実物はSNSで見るより数倍細身で色気のあるイケメンやなぁ、ってのが正直な感想です。写真より実物の方が圧倒的に良い!美男美女揃いのシンガロンシンガソンの中でもいっとう伊達男ですな。絵になる…。彼、若い頃の美輪明宏やGacktとかと同じ人種だと思うんですよ。そういうグラムで妖艶な色気のある人が令和の世に男一匹アコギで弾き語りしてるの、かなり斬新に感じます。グラムロックヘアで爽やかな気持ちの良い歌を歌うんですよねぇ。爽やかさの中に隠しきれない尖った稚気がまた良い。この人がバンドやってるとこはちょっと想像できないし、弾き語りでなきゃいけないピーキーな説得力がある。今までにない立ち位置で面白い着眼点のアーティストですね。
■ニドネハル(初見)フル鑑賞⑥
よく動きよくしゃべりよく客イジリする。トラック自分で作ってるセルフプロデュースアイドルってだけでもすごいけど、ダンスの振り付けとかも他でみたことない振付だし映えるし運動量が圧倒的に多いしで「なんか一味違い過ぎる…!」の一言。片足あげて空中静止するダンスとか初めて見たのでビックリした。オリジナリティがありすぎる上に見るからに難易度高い振り付けが唯一無二。バレエとかスケートとかやってたんだろうかと思うくらいのフィジカルと練度。
かように異常に強いフィジカルに加えて毎月トラックメイクまでしてるんだとか??チャキチャキした超スピードデジタルポップは統一感あって、聞いたらすぐにニドネハル作品って分かるのもすごい。超スピードトラック&ダンスと歌詞の情報量の多さについていくのが大変なくらい。
「表現したいこと」と「できること」の幅が広すぎるし、それでいてコンセプトやパフォーマンスの結果客にどんな気持ちになってほしいかのエンタメ部分も計算され尽くしていて末恐ろしい…。パッションとかエネルギー溢れてるのがビンビン伝わってくる。多才で鬼才で奇矯やなぁ。バクマン的に言うと邪道なタイプのアーティストなんだけど、エライ才能が登場してきたもんやなぁ、と慄いてる。
まさに大クセなんだけど、このタイプの文武両道で素早さもあるタイプのマルチパフォーマー見たことない…。RPGのジョブで言うとシーフとか忍者タイプのアーティスト、うーんやっぱり見たことないタイプだ…。
『もてたい』って曲だったかな?デュフフとか言っちゃうステレオタイプのオタ女子のトーク部分が手込んでて好みでした。
ちなみに曲中のクイズタイムで「人見知りそうな人に突撃します」宣言で見事突撃されました。はい、人見知りです。ラストの『ヒシコさんベントラーしないで』も発想がヤバすぎてなんかもう色々とすごかった。トリックスター過ぎる。
■詩央(初見)2~3曲鑑賞。
コリンズというバンドの再始動に際して弾き語り出演されたとのこと。
◼️帯森かれん(初見)2曲鑑賞。
時間が許すならもっとゆっくり歌の世界に浸りたかったアーティスト。静かで穏やかで豊かな歌の世界。贅沢な時間だった。
(※あまりに静かな弾き語りだったので写真なし)
■中村千尋(初見)3曲ほど鑑賞。
「こたにゃんがプライベートで音源聴くほど好きなアーティスト」との情報を得て聴きに。明らかにケチャが起こるタイプのシンガーじゃないのにケチャが起こってたのをアーティスト本人が指摘して演奏中断したのが面白すぎた。絶対こういうMCするタイプじゃなさそうな人なのもあわせて面白かった。え〇とぅ〇〇んさん面白すぎやろwww
◼️かけおちごっこ(初見)フル鑑賞⑦
0.サブカル好(ジョシ)(新曲)
1.かけおちさせてよ
2.恋の暴走機関車666
3.ドキドキドキュメンタリー
4.エンドレスパフェガール
5.キュンとして道づれ
6.俗世捨て捨て倶楽部
フロアライブのトリにして今回のお目当て。
ネットではMV見れるけどやっぱりずっと生で見たかったし大満足でした。ものっそい平成!なんだけど令和のkawaiiとのハイブリッドでもあるのよね。しかしスウィさんオピさんのヴィジュアルコンセプトがエグいですね。スウィさんのウェービー金髪ツインテ×ヘッドドレスに紺セーラー×赤黒スカジャンは一発で世界観わかる。番長スタイルと令和ギャルによる理想化された昭和ミクスチャーファッション、エグいって。
ほんで曲の振り付けの破壊力がすごかった。左右交互にピョコっと出る振り付け、かわいすぎるしTIKTOKとかで普通に流行るんじゃね??
刺さる人には刺さって抜けないであろう「ドPOPメロディとアレンジでデコレートしたかなり具体的なコンプレックスソング」「モラトリアムソング」は令和の時代を捉えつつも青年期に多くの人が通る普遍的な悩みでもあるし、わりと本気で音楽番組とか狙えると思ってる。
確実にこの曲と歌詞に救われる人ってたくさんいると思うし、映えもあるからTVとの相性はいいと思う。個人的にはバズったりした時にかけおちごっこってかなり目が大きいんじゃないの?って思ってます。ビジュや歌詞に話題性もあるし、なんかの調子で世間に見つかりさえすれば「趣味性の高いモノ好きだけのための音楽」にとどまらないポテンシャルあるはず。
でも物販のCDとか全然売る気ない量しかもってなかった(CD1~2枚だけ、ってマジか~~??)から、本人たち的には楽しくやれればいいサブプロジェクトなんだろうな~。
(まぁファンの無責任な夢みがちな妄想なんで軽く聞き流してください💦でも本当に良い音楽なのは間違いない!!)
◼️樹菜里(初見)
2曲ほど鑑賞。アルクライオンVo.としては鑑賞済、弾き語りは初見。諸事情によりこの位置で再演奏することになる。
◼️ぽてさらちゃん。
フルで鑑賞。
いつもの弾き語りでなくオケスタイル。側転での登場にビックリ。ダンサーコラボなどレアなステージを見れてよかった。
(※写真撮影禁止のため画像なし)
【総評】
◼️シンガロンシンガソンについて
数々のビルフェスを行ってきた京都グローリー最後のシンガロンシンガソンということで、オールスターズが勢揃いした豪華な印象を受けた。毎回思うけど面子も居心地も良い神イベント。安定の常連ミュージシャンと新顔ミュージシャンのバランスがちょうど良く、いつも新しい発見と出会いがある。
今回事前チェックなし完全新規で見て良かったのは小森亮汰さん、あんどーまいかさん、ニドネハルさん、岡本亜未さん、帯盛かれんさんのパフォーマンスでした。パンチが利いてる表現やグッドミュージックに出会えるのは嬉しい。
初見演者の中では自分的ベストアクトは小森亮汰さん。本当に素晴らしかった。
全ての演目の中での自分的ベストアクトは菱田ヒシコさん。スーパーギャラクティカミラクル空間でしたね。
たくさんの素晴らしいミュージシャンが揃って、本当に良いものを見せてもらえました。
余談ながら今回も物販奢り券システムは嬉しかったですね。開場から開演までの30分間に入場すると¥500分の物販奢り券が貰えるというのは演者にも観客にも得があってすごいシステムだと思う。最初のステージから会場に多くの人数が集まるからメリットが大きい。アーティストはもちろん、観客的にもさみしい人数だとちょっと居心地悪さ感じるし、上手くインセンティブ働かせた良い解決案だなと毎回感心する。
これがあることで普段物販買わない人や演者さんと話すのが苦手な人もスペースに寄る理由になるのってのもあるんじゃないかな?
普通に前売りだけでも¥500の物販奢り券がつくけど、超早期割で購入した場合¥100〜500のランダム物販奢り券が別途もらえるのはビックリした。合計で¥800も貰えてしまった…めちゃくちゃありがたい。
◼️ダブルワークが隠しテーマ?
今回の特色としてダブルワークやトリプルワーク、コラボが目立ったように思う。早い段階から事前告知があったもの、前々日前日に告知があったもの、当日に告知(匂わせ?)やサプライズがあったもの。作り込みや準備、サプライズ演出など「この日のために準備したそれぞれの思い」が感じられてすごく嬉しかったな…。
シンガロン常連出演者ほど「爪痕やフレッシュさ」「この日限りの特別感」を演出しようとしてる「こころづけ」を感じた。本当に良いイベント。
以下自分が気づいた限りのダブルワークやコラボを出演(フード稼働含む)順にまとめました。
①スウィーティのダブルワーク
1.お食事処すうぃ(フード出店 12:00〜21:00)
2.かけおちごっこ(ステージ出演)
②人人オピトピアのトリプルワーク
1.人人オピトピア(ステージ出演)
2.かけおちごっこ(ステージ出演)
3.菱田ヒシコと大クセシスターズ(大喜利出演)
③小森亮汰のダブルワーク
1.小森亮汰(ステージ出演)
2.小森亮汰feat.ぼけちゃん『Summer Girl』(コラボステージ)
(3.ぼけちゃんによる小森亮汰『優しい手から』カバー)
④あんどーまいかのダブルワーク
1.あんどーまいか(ステージ)
2,菱田ヒシコと大クセシスターズ(大喜利出演)
(3.大クセシスターズ隠れコラボとしての出演時間巻き&次枠菱田ヒシコへの誘導アナウンス)
⑤菱田ヒシコのクアドラワーク
1.菱田ヒシコ(ステージ)
2.菱田ヒシコと大クセシスターズ(大喜利司会)
3.ニドネハル『ヒシコさんベントラーしないで』ゲスト出演(一曲のみスポットステージ出演)
4.夫婦チェキ(with姫野光太郎)
⑥ぼけちゃんトリプルワーク
1.ぼけちゃん(ステージ)
2.小森亮汰カバー『優しい手から』をソロにて披露
3.小森亮汰feat.ぼけちゃん(小森亮太ステージにゲスト出演)
⑦姫野光太郎ダブルワーク
1.姫野光太郎
2.夫婦チェキ(with菱田ヒシコ)
⑧ニドネハルのトリプルワーク
1.ニドネハル(ステージ)
2.『ヒシコさんベントラーしないで』にて菱田ヒシコとコラボ
3.菱田ヒシコと大クセシスターズ(大喜利出演)
⑨ぽてさらちゃん。
1.ぽてさらちゃん。ダンサーとのコラボ
以上自分が回ったステージの中で確認できたダブルワークやコラボまとめでした。
実は他にもあったかもしれませんね??
(※スウィさんやこたにゃんは観客として見に来た大クセシスターズ大喜利のお題で巻き込まれてましたwww)
◼️グローリーについて
入場時に払う1ドリンク¥600でチケットが2枚もらえる。アルコールを飲みたい時はチケット2枚で一杯、ソフトドリンクを飲みたい時はチケット1枚で一杯交換出来るシステム。
これは飲まない人にも優しいし、長丁場イベントでは入場時ワンドリンク代でソフドリ2杯可システムはめちゃくちゃ助かる。8時間ともなると水分補給不可避だけどソフドリ一杯に追加で¥600出すのは流石にちょっと抵抗あるもんね…(富士山の自販機値段に文句言うタイプのドケチ客でスマン…)。
2F3Fは初だったんですが、3F跡地は白地の壁に彩光強めの広い空間で開放感あってかなり居心地良いですね。ソファや椅子がたくさんあってリラックスして音楽を楽しめて気持ちが軽くなる。二条グローリー、閉店しちゃうの悲しい。
とまれ非常に楽しく素晴らしい神イベントでした。