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#歓声
滅亡【シロクマ文芸部】
最後の日、僕はたった一人で過ごしたいと思った。とはいえ家に籠もるのは何かが違うとも思った。だから山に登った。
装備が必要なほどの高い山ではなくハイキングのついでに登れるような山だけどとにかく頂上まで登ってみた。
予想はしていたけどやっぱりここにも大勢の人がいた。見知った顔がないということだけが少々の救いかもしれない。
「にいちゃん、あんたもここで最後の日を見極めるんか? お仲間なんやったらこっち
最後の日、僕はたった一人で過ごしたいと思った。とはいえ家に籠もるのは何かが違うとも思った。だから山に登った。
装備が必要なほどの高い山ではなくハイキングのついでに登れるような山だけどとにかく頂上まで登ってみた。
予想はしていたけどやっぱりここにも大勢の人がいた。見知った顔がないということだけが少々の救いかもしれない。
「にいちゃん、あんたもここで最後の日を見極めるんか? お仲間なんやったらこっち