元教師が起業するとしたら?②

起業の学校WILLFUのオンライン授業を受け始めて二か月が過ぎた。

最初は夜3時間の授業についていけるか不安だったし、
初回から「さあ、一週間で25,000円以上の売り上げを作ってきてね」という課題に戸惑ったりもした(無茶ぶりと思ったけれど、きちんと出題意図がありました。)

しかし、ビジネスは知れば知るほど面白い、というのが今の感想。
今回は学んだ中で、感動したことを二つ書いてみる。

1 思考ツールの存在

ビジネスには、商品を売るためのセオリーがきちんとある。
「3P」とか、「5+2の問い」とか、誰でもその思考法で考えれば、
もれなくダブりなく考えられるという思考のツールが存在する。
例外もあるのだろうが、これらがなんとも便利。
自分の思考を統御できるし、
共通の思考ツールがあることで、集団で話していても会話の内容がぼやけることがない。
教育畑にいた私からすると、なんて分かりやすくて素敵なの……とうっとりしてしまう。
(学校の話し合いで「まとまった」という経験がない。しわよせは全て生徒に……。)

2 売るのではなく、売れるものを作るという考え方

私のようなビジネス素人はどうしても「売ろう」とプッシュしてしまいがち。
でも本当は何もしなくても「売れちゃう」商品を作るのが賢い。
そのためにはまず何をするか。
それは、
「顧客の話を聞いて聞いて聞いて聞きまること。」
そして最後は顧客を憑依させたような状態になること。
そうすることで顧客の思考や行動、ニーズが手に取るように分かるようになり、ニーズに合致する商品を生み出せる確率が格段に高くなる。

これを聞いた時、「結局ビジネスも、相手の思いを汲み取るとか共感する力があってこそ成功するのか!」と膝を打つ思いだった。
結構色々な意味で「読解力」いるんだな、と。

そんなこんなで、発見と驚きに満ちた2か月。
今は毎朝日経新聞を読むようになった。


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