#12 『子どもとこころでつながる 教師の対話力』 渡辺道治
「子どもとこころでつながる」とはどういうことなんだろう?
「教師の対話力」とはいったいどんな力なんだろう?
と思いながらこの本を読み進めました。
そこで感じたことを言語化してみたいと思います。
1番大切だと感じたこと
この本を読んで、1番大切だと感じたことは、教師の在り方を整えるということ。
プレゼントをもらっても、どんなに感動的なことをされても、もらう相手との関係が悪ければ嬉しくはないし、受け取りたくもないですよね。
結局は、自分自身の在り方で心に届くものを与えられるか与えられないかが変わるのだと再認識しました。
教師の在り方とは
教師と子どもたちでもっとも多く過ごす時間はやはり「授業」です。ここを磨き高めていくことこそ、教師の在り方なのではと考えました。
子どもの「欲しい」を感じ取る=チューニング
さて、在り方を前提として、どうすれば相手に届く言葉を紡ぎ出せるのか…
まずは、相手になりきる、相手をイメージする、仮説を立てることができることが大切だということです。(エンパシー)
子どもや保護者の「欲しい」を創り出す ディレクション
ぼんやりとしたニーズから、確かなウォンツへ変換する。逆にウォンツからニーズを探る。
これだけみてもわからないと思いますが、欲しいと思わせることを環境から作り出したり、限定して作り出したり、色々なテーマを用意して作りだしたり…
ウォンツ(欲しい)を創り出す方法はたくさんあるなと思いました。
プレゼントする
創り出した上で最後は、プレゼントします。言葉で、ものでプレゼントすると思うのですが、ただの言葉ではなく、肯定的な声をかける、相手が喜ぶ声をかける、相手が喜ぶものをプレゼントする…
プレゼントの渡し方も大事にしたいなと思いました。
さいごに
技術だけではダメで在り方が大事
ただ、在り方だけを意識するのだけでなく技術を磨くこともしていかないといけないと思わされた1冊でした。
ほんとに、読んでいるとまだまだ未熟だなと感じ、そして、まだまだ高められるんだなとも思います。まずは教師としての在り方を磨き技術を高めていきたいです。
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