カナダ体験記
8月19日から約1ヶ月そろばんの世界状況を知るためにトビタテ生としてカナダのカルガリーに留学しに行きました
カルガリーではアバカスカルガリー(畠山先生)の所に火、水、木曜日は対面で、金曜日はオンラインでそろばん指導の見学または、実際にそろばんを教えてみるなどして色々体験させていただきました
今回の留学ではアメリカ、カナダ、イギリスと回りましたが一番学べた場所はカナダで、一番思い出がある場所はカナダでした
理由としては一番長く過ごした国であるのはもちろんですが、そろばんだけでなく色々考えて行動できたからです
今回の記事はカナダでのそろばんについて思ったことを書いていこうと思います
まず文化の違いについて挙げていきます
普通に遅刻してくる子もいるし、連絡なく欠席する子がいること
小学校3年生以降でも九九を覚えてない子がいる
7に線を入れた数字を書く子が多い
フランス系はコンマを書かない
5段に受かると連盟から賞がもらえる
ここから特に気になったことを書いていきます
普通に遅刻してくる子もいるし、連絡なく欠席する子がいること
日本の場合は遅刻してくる子は申し訳なさそうにして入ってくる子が多いですが、カナダの場合は普通に途中から入ってくる子が多かったように思います
先生は、
遅刻する理由はカナダは土地が広いため、移動時間に時間がかかるためそろばん教室がたくさんある日本と違う
と話していました
また今回僕が行った時期がちょうどバカンスの終わり頃だったので最初の授業では半分以上まだカナダに帰って来てない子がいる状態でのレッスンもありました
ここの教室は日本人が半分ほどいるのでほとんどの子が日本に帰っていました
日本では長期でそろばん教室が休むことは少ないのでとても面白い違いだなと思いました
次に僕が親御さんに聞いてわかったことを書いていきます
親御さんに以下の三つの質問をさせていただきました
1、なぜお子さんにそろばんを習わせたのですか
2、なぜアバカスカルガリーを選んだのですか
3、お子さんがそろばんを始めてから変化はありましたか
1、なぜお子さんにそろばんを習わせたのですか
断トツに多かった理由は
親御さん自身が数字に弱かったから
子供には数字に強くなってほしい
と言う願いがあることでした
これは日本と変わらないのかなと思いました
またカナダならではの回答として日本人のお子さんも多かったので
日本語を使って習い事をしてほしい
という願いがあったからだそうです
ある日本人のお母さん曰く、日本で英会話をお子さんに習わしてる親御さんが多いようにうちは日本語を使ってなにかをしてほしいみたいなものだよと教えてもらいました
他には
一桁の加減算でさえも電卓を使うカナダ人になって欲しくないから
競い合う習い事がカナダではほとんど無いため競争心を養って欲しいから
との回答でした
2、なぜアバカスカルガリーを選んだのですか
これは知り合いだったからの回答がおおかったです
畠山先生もお子さんがいるので息子さんの日本語学校や娘さんの日本の補習校等での親同士の知り合いで1番のような理由があり、畠山先生に任せたとのことでした
ここで、やはり海外での日本人コミュニティーは大切だなと思いました
また他にインスタのDMから直接申し込んだ人もいました
3、お子さんがそろばんを始めてから変化はありましたか
泣かなくなるようになり、我慢強くなった
前より集中してる時間が長くなった
暗算が出来ることで他の子から尊敬されて、自信が持てるようになった
僕自身も感じていますがそろばんをしてまず
計算力を上げることによって一目置かれるようになることで自信が持てる
そして段々と集中力や忍耐力がついてくるのが実感できるようになる
そろばんをやればやるほどさまざまな力がつき自分の最高の財産になる
そろばんを習わしている親御さんが客観的にみてもお子さんが成長できているのがわかるとおっしゃっていてやっぱり
そろばんってすごいんだな
と感じました
最後になりますが僕にとって、毎日(土曜日や日曜日もたくさん色々な場所に連れてって下さったので)刺激を与えてくれて、楽しませてくれた畠山先生には恩にきます
いつかこの恩を還元できるよう精進していこうと思います
本当にありがとうございました
またカナダで関わって下さった皆様に感謝申し上げます
最後まで読んでいただきありがとうございました
次はイギリス編です