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院進時の注意点。研究室選びとキャリアビジョン。①

大学卒業後の進路として、理系の方は特に院進の選択肢があるかと思います。

修士課程にかかる費用は安くはありません。
院進を選ぶ上で大切なことは、将来的なキャリアをある程度計画しておくことです。
院進後の就活においても響きます。

また、研究室選びも非常に重要です。
自分のやりたい研究テーマだけを優先して選ぶと地獄のような毎日になる可能性があります。(私の経験談調べ)

今回は院進を選択する際に必要な将来設計についてまとめます。(研究室選びについては次のnoteにて)

院進時の将来設計について。
まず、前提として
やることがないからという理由で院進した場合、
院進後の就活時の時点でやりたいことが見つかっている可能性は限りなく低いです。
なぜかというと、
将来設計に向き合う問題を後回しにしているだけだから。
やりたいことは自然に出てくるわ〜という現象は起こりません。
また、院進=会社から需要ある にもなりません。
自らアピールして売り込む必要があり、大卒の場合とそこまで大きく変わりません。
それでも、卒業後の生活を楽々決めたい場合、教授からの推薦で先輩たちが就職を決めてきたような、コネのありまくる研究室を選んでください。

院進において検討したいことは、1つだけです。
就職を考えている企業や業界が修士卒を求めているかどうかです。これだけです。
修士のメリットは修士を求める企業に自分を売り込みできることです。大卒の採用がほとんどの企業に対し、自分の強みをわざわざ修司卒にする必要はありません。
大体の志望する業界を仮定し、採用ページにて募集要項を確認してください。

まとめると、企業に拘らないし、研究一筋で生きていくつもりもない方は院進をおすすめしません。製薬会社の研究開発など、専門スキルの求められる職業に就きたい方にとって、院進は大きなメリットになります。

就職したくないからしゃーないやん。と思う方、
就活時におけるやりたいことの見つけ方について先日noteにまとめました。
よろしければご覧ください。

とりあえずという気持ちで考えている方、
この記事を読んで先を考えるきっかけになればと思います。

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