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院進時の注意点。研究室選びとキャリアビジョン。②
先日院進についてnoteを書きました。
前回に続き、今回は研究室選びの注意点をまとめました。
院進時のキャリアビジョンについては、以下のnoteをご覧ください。
研究すると、うまくいかないことだらけです。
検討に検討を重ねてその先の光を信じ続ける修行のようなもの。ほんまに私、卒業できる…??と本気で心配するほど、頭の搭載スペックの低さと否応なく向き合います。研究は楽観的に過程を楽しめる人が最強です。
研究室を選ぶ上で注意したいことは1つです。
それは、
人権を奪ってくる研究室は選ばない。
データ出せない奴に人権なんてない。こんな風に思ってる頭いかれポンチの指導教官は一定数存在します。データの有無に関係なく人権は尊重されます。そんな最低な研究室に入って無駄な時間を過ごしてほしくありません。
じゃあ何を気にしたらいいか、
それは主に2つです。
1、学生を求めすぎていないか
2、教授が学内から嫌われていないか
前提として、歴代の先輩が鬱やら喧嘩したやら、どうみてもおかしい研究室は論外です。
また、どうしてもやりたい研究テーマが論外研究室にある場合、研究する環境に対する全ての期待を捨て去ってください。
まず一つ目について、
注意したい点は1人でも多くの人手が欲しいと思っているかどうかです。
研究室から求められるって、すぐにでも役に立てそうで大変嬉しいことですが、入ってしまうと人権を失ってしまう可能性があります。
その理由は、求められているのはあなたではなく研究結果だからです。実験に失敗しようが何をしようが、常に結果が求められる。結果は出ないが上からの圧力は常にある。こんな状態は、体力と精神力を削ります。自然と研究室にずっといるゾンビになります。さらに、研究室内は基本的に閉鎖された空間であるため、陰湿に嫌味を連ねる教授も多いです。
歴代の所属してきた先輩はこんな結果を出したよ!君もどうだい!と、アピールする研究室には注意したいです。
二つ目、
学内における教授の評判はあながち間違ってません。特に、いい年になってるのに教授になっていない助教授や准教授がトップの研究室は怪しいです。パッと見は印象がよくても、入ってみると嫌われている理由や人望のなさを実感する時がきます。
とは言っても、研究の道に進む教授陣は大概クセありです。そんなクセが集まった中でも嫌われているって、相当腹を括らない限りついていけません。
抽象的な言葉を並べてしまっていますが、過去の経験調べです。細かいことは言いません。伝われ…(暴論)
まとめると、
誠実に研究テーマと向き合っている教授がいて、他の世界との繋がりも大切にしている研究室が理想ですね。
逆に言うと、研究室紹介時にやたら学生へのプレゼンが上手すぎる教官とか、周りがやめとけという評判の悪い研究室は避けることです。
恋人選びに近いですね…。だったら地雷を回避するのは難しいのか…?
皆さんが前向きな研究生活を送れますように!