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2級建築士の学科試験に3ヶ月で合格した話

表題通り、私は学科の試験申し込みをした4月から勉強を始めました。
確保した時間としては、
平日は通勤時間30分(帰りは仕事で疲れて何もしてない)、お昼休憩30分、帰宅後1〜2時間、
休日は土日どちらか1日午前か午後2〜3時間くらいです。
試験に合格するために大切なことは1つだと思います。
それは、過去問を解けるようになること。
2級建築士の試験では過去問と同じような問題が多く出題されます。
過去問10年分まで解いておけると、当日は安心できます。

ただ、問題文が意味わからなすぎる。読んでるだけで眠気がくる。覚える量が多すぎる。この辺りが1番の壁かと思います。
私は学生時代建築分野とは全く違うところにいましたので、正直こんなん無理やろ状態でした。
乗り越え方としては、
とりあえず、過去問1年分を解く。
机に向かうことさえもハードルが高い時は、過去問アプリをダウンロードし、SNSをみていた10分、20分を解く時間に当ててください。ここは腹を括る時です。
おすすめのアプリは二級建築士暗記カード+過去問 解説付です。
多分まぐれでも当たって正答率10〜20%前後になると思います。
次にまた同じ年の過去問を一周します。
おぼろげな記憶で正答率は30〜45%くらいになると思います。
また次も同じ年の過去問を解いて、正答率が70〜90%になってきたら、次年の過去問に進みます。
そしてまた正答率が上がるまで同じ年の過去問を解きます。
これを5年分します。
最初は20分で15問くらいしか進まないと思いますが、問題を覚えてくると解くスピードも上がってくると思います。
それじゃ理解したのではなくて反射じゃないか、と思われるかもしれませんがそれで大丈夫です。建築の理解を深めることも大切ですが、今回は試験に受かる勉強をしています。
5年分を解き進めて行くと、構造の計算問題は反射では解けないことに気付かれると思います。
構造の計算は飛ばしてください。
算数が得意な人は試験2週間前に対策を始めても間に合います。
苦手な人は捨てても大丈夫です。時間の無駄になります。
また、苦手な分野や何度しても正解できない問題が出てくると思います。
そこは分野別の問題集を購入して集中的に勉強します。
私はエクスナレッジから出版されているラクラク突破の2級建築士スピード学習帳 頻出項目の〈要点解説〉+〈問題集〉 2024を使っていました。
項目毎に解説ページが着いており、非常に分かりやすかったです。
また、分野別に過去問を解くことができる以下のサイトを活用していました。
建築士!勉強法ナビ

このサイトで、苦手な分野のみを何周も解き、全体としての正答率を上げました。
5年分の勉強を終えた時、試験3週間〜1ヶ月前になっているとベストです。

残りの期間はさらに新たな5年分の過去問を解きます。
1分野を通しで解き、掛かった時間と正答率を記録します。
このタイミングで合格最低点をクリアしていると安心です。
間違った問題については上記webサイトで何周も繰り返し、正答できるようにします。
1日1分野の過去問をするとして、4分野×5年分で20日です。なんかいけそう??
こんな感じで初見での正答率を上げて行った結果、当日でも同じように解くことができて合格に繋がりました。

まとめると、
最初の2ヶ月は過去問5年分を1年ずつ正答率が70〜90%になるまで問題を解く。
苦手な分野はサイトやテキストを活用して理解を進める。
後半の3週間〜1ヶ月でさらに新たな過去問を5年分解く。1回だけ解き、正答率を記録する。間違えた問題の分野は初めの2ヶ月間と同じ要領で勉強する。

長期的な勉強ができたら最高ですが、中々仕事や学業が忙しくて時間を割けないのが現実かと思います。
今はスマホでなんでも対策できるので、隙間時間を活用してちゃちゃっと短期間で資格取得していきましょー!
素晴らしいアプリと分かりやすい解説に感謝です。

また構造の力学や法規はまた違った対策になると思います。またその記事は後日投稿します。




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