ぬいぐるみを作るということ
精神疾患を持っている。
住まいは障害者グループホーム、仕事はB型作業所。
そんなわたしは、最近お疲れモードだ。
ひと針ひと針に思いを込めて、ぬいぐるみを作る。
可愛くなあれ、という思いだ。
単純作業ではない。
職人技だ。
ひとつのぬいぐるみが出来上がると、嬉しいし、ホッとする。
そして、どっと疲れが出てくる。
それは、自然なことなのではないかと思う。
ひとつぬいぐるみが出来上がったら、1日休ませてほしい。
作業のことはすっかり忘れて、リフレッシュしたい。
次のぬいぐるみに取りかかるまで、オフ期が必要だ。
「それは飽きるということなのではないか。
飽きたら他の作業をしてみるなどして、もうちょっと通所を頑張れるのでは」
とサビ管さんは言う。
飽きているのではない。
疲れているのだ。
ひとつのぬいぐるみを仕上げる、しかも可愛く仕上げる、ということは、それほど神経を使う作業なのだ。
オンオフが大切。
グループホームの社長もそう言ってくれた。
明日、相談員さんに話してみよう。
そして、休むときは気持ちよく休ませてもらおう。
そうすることで、できるだけクオリティの高い、可愛いぬいぐるみを作り続けていきたい。
今はそう思っている。