生き甲斐て
6ヶ月前に母を亡くしてから、ケアハウスで独り暮らしになった統合失調症の姉。
これまで姉と孫娘を育て、守ってくれていた母が居なくなってしまいました。母に導かれ生きてきた姉の今後を私と妹は心配していました。
姉は、母が亡くなったと言う実感はないと言い今でも居るように思うと話します。私と妹は、空しさにし潰されそうになり、時々涙が出てきます。
母という支えを失った姉は、妹と私を頼りにし今まで以上に些細なことでも電話してくるようになりました。うるさいと思いながらも、頼りにされると言う事への生き甲斐を感じている自分自身を感じます。
生きると言うことは、誰かの役に立つことで生き甲斐を感じるのだと実感しました。老いて、役に立たなくなったら死んだ方がマシだと言っていた母の想いが良く分かりました。
姉なんだからしっかりしなよ、と思いながらも頼りにされ、必要と思われること心地よさを感じるのはおかしなことですね。
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