【昔話】パンダさん
こんばんは、暖かい日に書いてます('ω')ノ
最近作ったパンはクロワッサンです!味はおいしいかったけど7割失敗しました(笑)
なんか合う合わないってありますよね
人でも環境でも物でもその人その人の視点よって見え方って変わるんだなというか
前の職場で働いているときに新人のパンダさんが入ってきました。
女性だけの職場でみんなフレンドリーだし優しいから私は居心地も良くて好きな職場でした、
けど出来上がった空気感の中に入るのは勇気がいるのでは?と思いなるべく声をかけたりウェルカム感を出して接してました(笑)
みんなもそんな感じで接してたんですが、パンダさんはクールな人?であまり分からないことなどを聞いてこない人でした(何がわからないかも分からないってこともあるよね)
そこからちょっとのミスが続いてしまって周りの人たちに不満が生まれてしまいました
『あの人全然聞いてこないよねえ!コミュニケーションも取らないし!』
みんなが言ってることも理解出来たのですが、
人見知りなのかな?と思って一緒に仕事をするタイミングで雑談ですが色々聞いてみたんです。
そしたら子供の話とかたくさんしてくれて、仕事の話もしてくれて
『実はここが分からなくて…』と聞いていて来てくれて
内心私は(え!普通に聞いてくれんじゃん!!)
みんなが言うほどのことでもないやーん!思ってたんですが
また『あの人何も聞かず勝手にやって間違ってたんだけど!ほんと聞いてこないよね?』
けどけど私ちゃんと聞いてくれる一面あるの知ってます!!
私「パンダさんみんないると聞きずらいのか、二人だと聞いてきます!知らんけど人見知りなのかも!聞いたら色んな話してくれました(^-^)」と伝えたけど
反応は『えー、ありんこだからじゃない?』と思ってた感じと違く(笑)
思ったようにパンダさんのことを伝えられなくて状況は変わらず、むしろ悪い方へ進んでいきます。
周りの人たちはパンダさんのクール?不器用なところを理解することは出来なくて必要最低限の関わりは取らなくなり、なんとなく距離がある感じに
…だけどパンダさん以外は今まで通りの仲で盛り上がっているときもポツンとパンダさんだけ輪の外みたいな感じでした。
(こうなったら聞け聞けと言われても聞きづらいだろうよ)
そんなある日の朝礼でパンダさんが泣き出して過呼吸のようになってしまったんです、慌てて休憩室に行き背中をさすっていたんですが
こんなになるまで表には出さなかっただけで苦しい思いをしてたことを知りました。
『すみません。』としか言わずに泣き続けるパンダさんに
なんと声を掛けたらいいのか分からなかったけど謝らなくていい、辛いなら無理して続けなくてもいいと思うことを伝えました、きっとパンダさんにも事情あると思うから、私の言った言葉は正解じゃないと思うけど辛そうなパンダさんを見てるのが辛くて勝手に口走ってしまいました(-_-;)
少したってパンダさんは会社を辞めました。
最後に職場に荷物を取りに来た時私にパンダさんが
『ありんこさん、すみませんでした。』と伝えてきました
パンダさんが謝ることないですよ…。
その後みんなが
『なんの挨拶もなしの辞めるなんて非常識だよね!!』と言っていました
パンダさん他の人には何も言わなかったみたいで
最後の私に言ってきたすみませんでした。って何だったんだろう??
なんの力にもなれなかった私の方がすみません、なのですが(;´∀`)
年齢も下で私の言ったことは流されてしまうこも多くて無力でごめんなさい…
自分にとってその職場はみんな優しくて楽しいとこだったんですが
パンダさんにとってはつらく苦しい場所だったんだな
自分はパンダさんがもっと周りとコミュニケーション取っていればとかは思わないし、周りの人のサポート不足だ!とも思わなくて
ほんとパンダさんと合わない職場だったと思ってます。
ただ、パンダさんがつらい思いにならずに自分が出来ることがもっとあったかもと今になって考えてしまいます
自分がハッピーでも誰かの嘆きに気が付かない人にはなりたくないと思いました!!!
もっと気持ちに寄り添える人になりたいですね
なんの話?って話ですが見てくれてありがとうございます(´・ω・`)