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あなたは何を感じた?
昨日行なわれたフジテレビのやり直し会見。
皆さんは観てましたか?
これは想像ですが、私の記事を読んで下さる方々は全く観ていないか、ちょっとだけ観て止めた、という方が多かったのでは、と思います。
アダルトチルドレンはあのような殺伐とした感じや収拾が付かないような状況、高圧的に迫る声など苦手な方が多いですから。
私はひとまずどのようなことになるのか、その成り行きだけ観ておこうと思って休憩が入った辺りまでは観ていました。
結局その後も会見は続き、結果的には10時間を超える長丁場になったとか。
いくら時間無制限を宣言したとはいえ、これはちょっとやり過ぎなんじゃないかな、と感じています。
今日ここで私が書きたいことは、会見の中身ではなくまさにそのやり取りについて「なんでこうなるかなぁ…」と思い、その辺りについて少しお話しようと思います。
そもそも何で「記者」という連中はあんなに質問が下手なんでしょうね?
確かにフリーのジャーナリストにとっては生中継で自分の質問が全国放送で流れるなんて自分を売り込む絶好のチャンスである、というのは分かります。
うまくすれば次の仕事がもらえるかも知れませんし、名前が売れれば仕事の依頼が来るかも知れないですしね。
けど、そのフリーの記者の質問がお粗末なのには呆れるを通り越して笑っちゃいました。
これまでもこの手の謝罪会見などで観られた光景ですし、その都度指摘されてきたことですが成長してないというか、学んでないというか、記者って頭悪くても務まるの??とさえ思ってしまいます。
実際SNSなどを同時進行で観ていても、開始当初は前回の会見とほぼ同じような内容しか答えていない経営陣に対する批判が多かったのですが、時間が経つに連れて少しづつ経営陣を擁護し、記者の質問の姿勢や態度に拒絶反応を示すような投稿が目立つようになりました。
ハナから感情的になりヒステリックに怒鳴りまくる記者、同じことを何度も繰り返すわりにその中身がよく分からない記者、自分が指名されないからと不規則発言を繰り返す記者や自分の考えを滔々と述べるだけの記者…
まるで自分の独演会のような、自分の言葉に酔っているような感じで話し続けている様などはもう観ていられなくなります。
或いはあたかも自分は全視聴者の代表です的な態度で自分の考えを押し付けるなど、これらはもう「質問」じゃないよね、と思いながら観ていました。
もしこの記者指名を司会者が自社(フジテレビ)に有利にするよう意図的に行なっていたとしたら、なかなかに上手い手法だとさえ思ってしまいます。
途中「2次加害」というコトバを振りかざす記者やその点についてしつこく質問を続ける記者が続きましたが、私から言わせればその質問というより主張そのものが2次加害だよ、と感じました。
(実際にこの時、SNSも同じような意見が相次いでいました)
この点については経営陣のこれまでの経緯に付いても誤った判断だったと考えていますが、それをわざわざ声高にあの場面でしつこく主張することも、当該女性に対する2次加害になっている事に気付けない辺り、どっちもどっちという印象です。
結局のところ大手メディアの記者はまともに質問をして、経営陣もまともに応える、というところに収まっていましたが、ここまで低レベル(と敢えて言いますが)な人間がいるからこそ、フルオープンの会見には慎重にならざるを得ないという気持ちもよく分かります。
質問は簡潔に分かりやすく、が基本です。
質問者が長々と喋れば喋るほど相手に考える時間を与えてしまいます。
端的に短い言葉で伝えれば相手も考える余裕が無く、本来の本音を引き出せるものです。
ただ昨日の会見で何か変わるところがあったかと言えば決してそうでもなく、あの内容でスポンサーや広告主が戻って来るのは難しいだろうと思います。
そうなると春の番組改編では月9などのドラマやバラエティは無くなるかも知れませんし、下手をすれば現在放映中のドラマなども途中で打ち切りになる可能性すら出て来ました。
さて、フジテレビはこれからどうなっていくのか…
ココロの病やアダルトチルドレン、虐待や毒親、機能不全家庭などについて分からない事や知りたいこと、不安なことなどあればいつでもコメントを頂くか、ホームページからお問い合わせ頂ければ出来る限りお答えいたしますので、是非お気軽に「私」という人間をご利用ください。
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須藤 勝則
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