クソ妄想垂れ流し、という漫画を知っていますか?
読めば絶っっっ対に気分を害します。
しかし絶対に何か感じるものがあるはずです。
……
…狂気とか。
私はこの漫画が大好きなのです。
長ったらしい説明は不要。
以下に私の特に好きなエピソードをいくつか載せておきます。
この狂気に魅せられてしまえ。
エログロ要素がかなり強いので、それだけ注意してください。
以下 オススメエピソード
……読みました?最初っから最悪に気分を害する話っすね~~!自分もエログロとかバッドエンドモノとかかなり嫌いなんですけど、奇跡的にこの作品はその絵柄のゆるさと発想のぶっ飛びが良い具合にエログロバッドエンドとマッチして、なんか好きなんですよね。この『部屋』の話なんかが分かりやすい例です。もう少し写実的な絵なら絶対に見れなかったです。
あたまがおかしい。 “触られると気持ち良すぎて絶頂してしまう銅像” とかいうトンチキなものでここまで不安を煽る物語を描けるのはホントにすごいことじゃないですか?
あとがきで明かされる、くそほどあほくさいインスピレーションもとも面白い。よくその種からこんな話思いつきましたねマジで。
シンプルに怖い。「もしこんなことになったら最悪だよな」みたいな妄想をしちゃうという人は多いかもしれませんが、そういった妄想を、鮮度を保ちながら脳から取り出せるのはほんとにすごい。最悪の読了感に溺れます。
ふつうの旅行レポ。
読まざるをえないおもしろい設定のまま突き抜ける、おもしろすぎちょっぴりホラーな寓話。一文でおもしろすぎると分かるため、あらすじはこの一文で済む。
はよ可決してくれ、国民歩行速度調整法。あと「エスカレーターで止まらないやつ爪剥がされ法」も可決してくれ~~~😭😭😭
珍しく爽やかなオチだと思う(?)
これはもう絶対にクソ妄想なんかではないと思いますけどね。マジに色々考えさせられる。あとがきで先生は「口の形をしたオナホをみて思いついた話」と言っていますが……読んだ全員が別のモチーフを思い浮かべると思います。……人の世話をするということです。ほんとに恐ろしいことだと思います。
世界が今よりも6段階くらい更に狂えば、この話が道徳の教科書に載るかもなと思う。
寒気がする。
あらすじ長くなっちゃった😭
で、これ好きな話です。そんで一番怖い話かもな。何が怖かったんだろうとは思う。孤独が?永遠が?逆に有限が?変化が?荒廃が?夜が?……もし他に読んだ方が現れたら、是非とも感想を聞きたい。
この話も面白い。知能が統一された世界は、多分、クソほどつまらないだろうな。ディストピア。
それで、元ネタとなった『1984』なんですけど、自分はふわっとしか知らないんですよね。読んでみようかな。でもつまんなそうだしな~。しょーみつまんないでしょ。雰囲気暗そうだし。衒学的でいれるチャンスを増やそうと目論んでいる浅い大学生しか読んでなさそう。くたばれ!……やっぱ衒学的なやつも自分より賢いやつもムカつくな! これが「“知”こそが争いの根源である」ってことか!? やはり知能は統一すべきか!! うおおおお!! びっくりするほどユートピア!! びっくりするほどユートピア!!
話を作る際の細部が綺麗で、読みやすい。たとえば主人公が、部屋に埃が入らないように屋根裏への出入口をすぐに閉めるところや、最初に壁の薄さを強調するような説明をしてからのニャンちゅう声真似シーン。まあこんな批評めいた感想はどうでもいいとして、単純に話の内容が好きです!シュールな愉快さと恐怖の同居が気持ち良い~!
おもしれ~~~~!!!!
人生で経験しうる快感を数値化しようと試みる人間は少なくないですよね。美味しい食事の何倍性行為が快感なのか、性行為の何倍違法薬物が快感なのか、男性の自涜と女性のソレではどれほど異なるのか、死の直前に分泌されるアドレナリンはハチャメチャに気持ちいいのか。でも確かに、死の疑似的な状況だからか、焦っているテスト中に聞く「残り5分です」のアナウンスはめちゃくちゃアドレナリンの分泌を促している気がするな。全然気持ちよくね~~けど。
3話完結ということで、比較的短めのお話。いつもと話の語り方がちょっと違う気がする。絶妙に崩されたテンポが不安を煽る。不気味でコワ~~。
物語の最後に実際に彼がそのボールペンで刺殺した人物は、彼がそのボールペンで刺殺したかった人物と一致していたのだろうか。
バーのママ、かわいくて好き。物語の最後に映った2コマ、彼女は何を考えていたのだろう。
それで逆自殺についてだけど、「幸せの絶頂で人生のエンドロールをさっさと流してしまいたい」と考えることは確かにあるからな~。実際、私も死ぬときは『あずまんが大王』見て笑って最高に至福なときに意識外から眉間を一撃、がいいしなあ。幸せな内に死にたいという欲求は誰でも少なからずあるだろうし、それが「終わり良ければ総て良し」でありたい欲求の妥協であることもなんとなく分かる。まあ私はあと200年は生きたい!私も一緒に海へ連れてって!!!!
『酩酊シリーズ』とは、作者が酩酊状態で書いたネタを素面の作者がなんとかして書いた話です。
今回紹介するのはシリーズの五回目。酒の入っているときに思いつく話など、因果も論理もあったものでなく、このシリーズは基本的にかなり理解不能。しかし第五回のこの話…も当然理解不能なのだが、なぜか奇跡的にかなりいい雰囲気の話に仕上がっている!コメント欄にも「作者いい酒飲んだ?」みたいなこと書かれてる。いい酒を飲むといい妄想ができんのか?
普通の口調とエロ漫画的な口調が逆転した世界……よくこんなん思い付きますね。主人公はいわゆる「俺以外の全員の方が狂ってるんだああ」の立場に立たされるわけですが、ほんとに心細そう。自分以外の全員が狂ってるのなら、それはもはや自分の方が世界の常識に適合できない狂人でしかないですからね。たまに道で見かけるああいった人間が狂っていて我々の方が正しい、なんてこともまた証明はできないわけですからね。もうよくわからないのおおおお!!!!
ラストのコマ怖すぎておちーこチビっちゃた😭
きょーくんきょーくん、歩きスマホはやめましょう!(カウボーイビバップ エド並みの感想)。歩きスマホはやめよう!
間違いなく名作。これは間違いなくクソ妄想ではない。心の所在地を人間に問う、最も美しい祈りの所作だけが描かれている。
「突き詰めてしまえば意味など存在しないが誰かは特定の意味を感じている行為」のことを、私は、「祈り」だと思っています。