第12回近現代読書部会開催のお知らせ(古川『建国神話の社会史』)【1/29(土)夜】
〈課題本〉
古川隆久『建国神話の社会史––史実と虚偽の境界』(中央公論新社、2020年)
〈開催日時〉
2022年1月29日(土)18:00〜21:00
〈開催場所〉
研究会Zoom(参加者に別途ご案内します)
〈参加要件〉
・どなたでもご参加いただけます
・参加費無料
・レジュメ参加者のみ配布
戦前の小学校では『古事記』と『日本書紀』にある建国神話の箇所は「事実」として教育されました。近代日本社会にとっての建国神話とは?戦後社会にどのような影響をもたらしたのかを検討する本書をみなさんと一緒に読み解きます。
【本書紹介文】
「先生、そんなの嘘だっぺ!」。天照大神の孫が高天原から降臨し、その孫である神武天皇がヤマトに東征、橿原宮で天皇の位に就く––。『古事記』『日本書紀』に記されたこれらの神話が歴史的事実ではないことは、戦前の普通の人々にとっても当たり前のことであった。一方で、民主化や経済振興の手段ともなった巨大な「建前」は、やがて戦時下の国民を大きな混乱に巻き込んでいく。『昭和天皇』の著者による天皇と日本社会の近代史。
当部会は課題本を読み、感想や学問的な話まで幅広く自由に語り合っています。「気になるな」「どんな感じでやっているのだろう?」「ちょっと参加してみたい」という方のご参加大歓迎です。見学OKですのでお気軽に研究会運営事務局までお声掛けください。
興味がある方・参加したい方はTwitterリプ・DM、当noteコメント欄、下記のメールアドレス等(件名もしくは内容に部会名とご参加されたい回をご記入ください)にてご応募ください。お待ちしております!
研究会運営事務局メールアドレス
kusanone.research.2021@gmail.com