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上手な「並」の先生は1つ 付け足すことで子供たちにやる気を出させる

こんにちは 皆さん いかがお過ごしですか さて 最近 滞っていた記事を更新しようと思っています 。
この記事を仕上げてるのは 8月の8日なのですが元々 下書きで書いてまして それを書いたのが 6月の15日 つまり 1学期の中頃で気がついたことですどうまとめたらいいかなと思って ちょっと 温めて 下書きの中に入れてたんですが 昨日 自分の子どもとお絵かきしていてまとまりそうなんで今日はそれをまとめようと思います。

最初は 負荷が軽い方が意欲が出るけど

皆さんの教室の子ども達はどれぐらいやる気のある子たちでしょうか?
私は1つの指標として先生が 「なんかやるよ」って言った時にえーって言わない子たちがどれぐらいいるかで測れるんじゃないかと思っています。
そこを考えた時に最初からレベルの高いことを子供たちに提示して子どもたちに自由にさせるのは当然抵抗も多いし えーという声も増えると思います。
だから ほとんどの先生が最初は 負荷をかけずに 何でも簡単にできそうなことを子どもたちに提示すると思います。
そして気がつかないうちに 徐々にレベルを上げていって気がつかないうちに子どもたちは力がついてという理想的な成長曲線を目指して日々やっておられると思います。
これがきっちりできるようになるといわゆる 名人になると思います。しかしながらクラスの中に30人以上いて全員の成長曲線がピタッとくるようなものってあるのでしょうか?

上手な並の先生は だからこそ付け足しをする。

上手な波の先生は名人のように 何を提示するかということを考えるだけでなく もう一つ どうするとさらにレベルが高くなるかということを考えておられるように思います。
具体的に言うと 例えば 社会科見学に行った感想を書くとしてでは 社会科見学に行った感想を書いてください」って指示するのは非常に自由度が高く レベルが低めに設定されてるのですが ともすると 混乱を招く ケースが多いように思います。そこで 付け足しで最初に日付を書くんだよ とか 自分の感想 から始めるんだよ というように補足をします。これはよくあるパターンで補う形の付け足したと思います これは普通の先生でもよくやるパターンです。
上手な「並」先生はこれに加えて もう1パターン さらに深める 付け足しをされます。
自分のことで恐縮なんですが 昨日 子供が塗り絵をしていました 綺麗に塗って はみ出すところもなく 色合いも いい感じでやっています この子は小学1年生なので これぐらいできたらいいかなと思いがちなのですがなんか調子に乗ってしまいそうだったので 少し負荷をかけてやることにしました 具体的には 塗り絵 の登場人物の手に釣竿を持たしたのです。
実は前の日に朝魚釣りに行ったのでそのことを思い出してほしいと思いながらやったのですが 狙い通り 釣竿には魚がいるよね とか釣り針が欲しいよね とか クーラーボックスはここに書いて という風に絵がさらに進化していきました そして塗るだけではなく 自分で観察したことを絵の横に書いて 情景をイメージできるような絵にしていきました。
これがさらに深めるパターンの付け足しです
よく面積を求める問題などで何通りかあるよ って言って やるパターンもあるんですが出揃った後にまだ出てないのがあったら もうないかな とかいう パターンも深めるパターンだと思いますし 分かっている数字を減らしてどうやったら寸法を出せるかな とか これだけの条件で面積が出せるかな っていうような授業を展開された先生がいます。
これも深めるパターンで非常に子供たちが 意欲を出すと思います。

付け足しが何でいいのか?

もうお気づきかもしれないんですがはっきり言えば子供のレベルに合わせてさらに難しいことを付け足すことができるので 個別対応が非常にしやすい またそこまでにつけた技術を応用することができるので 抵抗が少ない状態で子供たちも活動できるということがあります。
そして何よりも これの繰り返しで自分たちで 他にはないかなーって考えるような子どもたちを作ることができると思います 教師の教え 入れることなんて 限りがあります。 いかに子どもたちが自立して自分たちで面白いことをし出すか という感覚や技術を身につけさせるのが 教師の勤めではないかなと思います。 それをする上で 付け足しをして子どもたちに負荷をかけるのは非常に重要なことのように感じます。

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