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否定的な言葉を言う子どもにどう関わるか2

以前相談のあった否定的な言葉を言う子どもについて
もう1つ気をつけたいタイプがいます。

それが、性格や個性によるタイプです。
このタイプについては 特別支援的な配慮も必要かもしれません。
アスペルガー やADHDなどは少し傾向があると
極端に認知する世間が狭かったり自分のことを外から認知することが
できないことがあります。
また人が嫌がる気持ちとかもわからずに思ったことを言ってしまったり
くり返ししてしまうという傾向もあるので
このタイプはあまり無理して改善を求めません。
それよりも相手の言うことを優先した方が良いかと思います。
いやと言われたら「そうか じゃあ仕方ないね。」 って一度受け入れて
でその後「みんなは進んでしまうんだけど 君はどうしたいの?」 と
いうように先のことを本人に決めさせるといいかと思います。
周りの子にも教師が間に入って、あとで一緒なことはするって伝えて
理解してあげて欲しいと話をしたら良いかと思います。
一斉指導を推進していた 一昔前だと
このタイプの子がなかなか教室に入りづらかったんですが
今では個人に合わせてある程度の裁量が取れるようになりましたので
ある程度は思い通りにさせてあげてください。
ポイントは同じ場所にいるなら、違うことをしても良いという
レベルになることです。
あまりにも授業を妨害するようではいけないんですが
このタイプの子たちは子どもたち同士関わらせると
気を使い合ったり教師が関わるよりある程度うまくいくことがあります。
一方で子ども同士でも思ったことを言ってしまって
トラブルになることもあるので子どもの手を借りつつ
教師の目で見守るというのが良いかと思います。
何より これは個人の性格とか、個性みたいなものなので
変えるというのが不自然だからです。
たくさんの人を理解し合うためにも子たちを
ゆっくり見守るような環境をみんなで作れるといいですね。

長く話してきましたが まずはパターンを見ること そして上手な波の教師ならそこをみんなに伝え 理解を求めること この場合のみんなは子供たちでもありますし 教師 集団でもあります そして理解を求めた後すぐに結果を求めず 繰り返し 過ごして子供と別れ 合う日を待つことです 私の経験から言うと 100% 完璧に変わることはないかもしれませんが 1学期 2学期とじっくり取り組んでいると 3学期には精神的な成長が見られたり 学年が上がった時に理解してくれたりということもあるので ゆっくり自分が苦しくならないように考え方を持って臨みましょう きっと最後はハッピーエンドで終わると思います。

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