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上手な「並」の先生は 回覧されてくるものをよく見ている 2

この記事は続きの記事です。このまま読んでも意味は通じますが
前回の記事を読むとさらに意味がよくわかるかと思いますので
もしよければそちらを先にお読みください。

教材会社さんのフリーペーパーを読む

単元テストを作っている 会社が何社かあるのですが
その会社から時々新しい製品の紹介だったり
今使っている商品のさらに便利な使い方を
紹介しているフリーペーパーが来たりします。
私は文渓という会社が一番使いテストの集計で
使いやすいと思っていて昔はこれ一択だったのですが
最近は公文社という会社の「ひまわり先生」シリーズが
便利なのでどれか1つのテストは
これを購入して使わせてもらっています。
何が便利かと言うとGoogle フォームで
練習問題をして振り返りができる教材や
その他にもプリントなどが非常にたくさん
用意されています。
この情報を知ったきっかけは、
この会社のフリーペーパーで これを知ってから
次年度に購入し、実際に今まで使っています。
他にも各社工夫を凝らした教材がいっぱいあります。
それをしょっちゅう回覧の文書で紹介されるので
是非一読されることをお勧めします。
意外な発見や業務改善のための一手が見つかるかもしれません。

まちのイベントのチラシを見る
これは児童に配るチラシの残りだと思うのですが
私の学校では、よく教員にも回覧されます。
チラシを見てみるといくつか発見があって
・有名人が講演会をしている。
・地域の歴史や特産物について紹介してある。
・観光案内所やその地域のコーディネーターさんの
 連絡先がわかる。
などがあります。
自分の例で恐縮なのですが、当時の勤務校は
ホタルが有名だったので総合的な学習の時間に
調べることにしたのですが、なかなかゲストティーチャーが
見つからないで悩んでいる時に、地元の観光案内所が
ホタルの川の清掃イベントをすると言うチラシを見て
連絡をとりゲストティーチャーさんが見つかったことが
ありました。
観光案内所の組織には観光協会というのもあり
その中には地域おこし協力隊などの人と関わりたい
皆さんが多くおられます。
学校は特にその人たちが行きたい場所のようで
最初のきっかけがあればすぐに仲良くなり
いっしょに活動ができます。
上手な「並」の先生はこの辺の交友関係も広いです。

勤務校の自治体の議会だよりを見る
上手な「並」の先生は毎月回覧で送られてくる
議会だよりも目にされているようです。
良く卒業式などで来賓として議員さんも
出席されるのですが、その時に顔と名前が出るくらいに
読んでおられる先生も割といます。
私の勤務校はよく管理職に教育委員会から
「議会の答弁に使うから、こういう情報集めて。」という
話しが良く来ます。
その際に調べるのは簡単なのですが、どういう経緯で
どういう結果が欲しいのかがズレていると
何回も調べ直しになったりします。
どうやら上手な「並」の先生は、議会だよりを見て
そこがズレないようにだいたいではありますが
流れをおさえておられるようです。
ここまではかなり上級編ですが、
我々「並」の先生にも議会だよりは大事です。
条例が結構にっているので、覚えておくと
社会の時間に他の自治体の条例と比較したり
似たような条例を探したりすると
教科書に書いてあることを生活の中に一般化できるからです。
自分の生活に近いところだからこそ子ども達も
おもしろがって話に参加するので、この辺にも
上手な「並」の先生になるポイントがあります。

以上紙ベースで回覧されるものを紹介してきましたが
それ以外にも学校には情報がたくさん送られてくるので
取捨選択をして、自分の力に変えたらよいかと思います。
コツは余裕がある時に目を取す程度にすること
最初から何かを得ようと思って読むのはしんどいので
なんとなく目を通したら興味のある記事があった
という感じでできたらよいかと思います。
上手いこと使っていきましょう。


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