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近所付き合いをして無敵になる。

今日は同級生のお葬式に行ってきました。と言っても 同級生と会うのは30年ぶりぐらいで同級生は早くに外に出て行ってしまったので 私が住んでる地域にはお父さんのみ 住んでおられました そのお父さんが亡くなられて久しぶりに帰ってきたみたいなんですが 向こうから話しかけてくれました。久しぶりでもっと話しかけてみたかったけどやっぱりお葬式っていう状況で それはできないなと思って今日は帰ってきました。
割と最近 ご近所付き合いは誰か家族に任せて っていう風にしている人が多いんですが 実は今回のように 近所付き合いに顔出す 学校の先生は学校の中だけで頑張ってる先生とはまた違った形で無敵になる方法があると思います 今日はそんな話をしたいと思います。

近所付き合いをしてると気持ちがわかるようになる。
子供の心理を理解することはよく学校の研修であるんではないでしょうか。ところがその子供たちを取り巻く地域の方の心理 やもっと言うと保護者の気持ちなんていうのは 研修 や 講習会で習うことがありますでしょうか?少なくとも私が働いた地域ではそういうものはなかったように思います。
一見 忘れがちなのですが子供の心理を大事にする があまり 周りの状況を確認できてないケースってよくあります。
例えば 子供が学校に行きたくないって言った場合子供はそれでいいんですが 周りの大人はどう思っているか っていうのを確認したことがありますか?
一度私の知ってる限りでは 親は行かせたかったのですが 周りの保護者の手前 子供が泣いているのを無理やり連れてってっていうのができなくて本当に困って結局 引っ越しされてしまったお家の方がおられました。正直 とっても優しい方でとっても学校に理解
がある方で本当は何かできると 良かったんですがそこを考えずに子供のことばっかり言ってたので 板挟みになってつらかったのだと思います。
その後 結局 風の噂で聞いたのですが子供は立ち直ることはなくずっと不登校なり お家の方は 引っ越すために仕事を代わられてなかなか 忙しくって 家のことまで手が回らないのは 状況になってしまったそうです こういうのを分かってあげてしっかりと こちらで ケアしてあげることができたら ある程度 悩まれなかったのではないでしょうか?
近所付き合いをしてると様々な情報は入ってきて どっちかというと子供ではなく地域や保護者さんの様子が想像できるような情報はたくさん入ってきます それをいくつ持ってるかによって おそらく お家の人の考えや困っとられる 顔をいくらか 直してあげることができるのではないでしょうか?
かつてそういうのが得意なおばあちゃん先生がいっぱい いたのですが 近年 あまりにも 学習効率を追求するようになったせいか そういう方たちが辞められてしまってなかなか その文化がなくなってしまいました もう一度取り返すために 近所付き合いなどから情報やそういった 考え方の引き出しをを得ることはとても大事だと思います。

間違いなく 味方が増える。

かつて 自分はある地域の忘年会に招待されたことがあります。
正直 その頃私は20代であまり行きたくなかったの覚えています。でも随分と 気難しい方が私にちょっと乱暴に絡まれるので話を丁寧に聞こうと思って真剣に話を聞いてたら家まで送れ」っていう話になって家まで着いて行ってなかなか帰らせてもらえず 学校の先生に心配されて結局1時間程度 そこで過ごしてから学校に戻って その先生たちに報告した なんてことはありました。
その時は なかなか難しいな とか 何でこんなことをしなきゃいけなかったんだろうっていう風に思ってたんですが今、年を取ってから考えるとわかります。
なかなか 地域の中で自分の考えを受け止めてくれる人がいなくて せっかく 習ったことや せっかく教えてもらった大事なことは 消えていきそうな不安にかられたんだと思います。それで 下手に出てまで教えることができない方だったから話を聞いてくれる立場で なおかつ 話を聞いてくれそうな自分に何かを託したかったんだと思います。
その後 残念ながら 転勤してしまったのでその方と直接もう一度会うことは実はありませんでした。
ところが それから10年もした頃、その町の方に勤務校の講師をお願いすることになって お願いに行ったのですが、なぜかものすごく 協力的でした。
実はうちが 申し込む前に何校か 申し込んだんですが 日程が合わないという理由で断られていました。
しかも それは口実で実は前年度に ずいぶん 失礼なことをした学校があって もう 講師はしないという風に考えておられたそうです。
そんなことを知らずに申し込んだんで本来だったら うちも断れる予定だったのですが、自分も知らなかったのですが たまたま その方といつからの忘年会で絡まれた方とか話しされてたまたま 自分の名前を聞いて 何とか助けてやってほしいから今回だけでいいから言うこと聞いてやってくれという風に頼んでくださったそうです。
この話を聞いたのはこうしさんからです 言わないでねと言われたんですけどどうしてもお願いたくて いつかの忘年会の方には電話をしたの覚えています。
こうしさんが 断る予定だった話とかは実はこの時に聞いてもうこれ以上失礼がないのに頑張れよ っていう風に励ましてもらったこともあります。
近所付き合いというのはこういうことも 生まれるというのを この時 痛いほど痛感しました。

幼なじみが何かと自分のことを支えてくれてる。

近所付き合いをしているうちに 私は自分が生まれ育った 実家に戻ったので 幼なじみが同じように帰ってくることがありました。昔は喧嘩したり 全然理解してもらえなくてよく泣いたこともありましたし流したこともありました が今大人になってからは本当にお互い助け合えるような仲になりました。実は うちは両親が病気で早くから苦労してたんですがその辺も知ってか病院紹介してくれたり車が必要になった時にサービスのいい中古車屋さんを教えてくれてずいぶん 助かったのを覚えています。

近所付き合いだけでどうにかなる問題だけではないかもしれませんが学校のことに加えて外のことも充実させていくと色々 絡み合って自分の学校での仕事ぶりが上がっていくように私は感じています。
学校でしなければいけないことは確かに授業が大半ですが 授業だけではありません 何かを習得した子たちをどのように社会に返していくか というのも大事なことだと思います その時にいくつ そのルートを持っているか またそのルートを構築するだけの人材がどれだけ仲間にいるかというのはものすごく大事なことだと思います。ちょっとしたことからでもいいと思うので 近所付き合いに参加して無敵になりましょう。

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