上手な「並」の先生は誰でも指導しやすいクラスを作る。
皆様こんばんは 2学期が始まりましたね。新学期になって思うことは子供たちの調子がそろそろ1回落ち始めるなという感じです 始業式のあたりで頑張ってきて 2学期の最初では色々 宿題や クラスのルールなど 守らなくてはいけないことをもう一度守り始めようとして頑張ってたんですがそれから2週間ほど経ちまして、ちょっと くたびれが出てくる頃ではないでしょうか。
そのせいか 子供たちがやや 自由になってるようなところを見かけます。
また2年生や5年生などは成長段階がその辺なんでしょうか 割と言うことを聞くというよりは 自分のやりたいことを優先してしまってるような気がします。
こうなると教師がそれぞれ自分の得意技で上手くまとめようとするのですがこれは帰って 逆効果 なんではないかなというようなことを 上手な「並」の先生がおっしゃってました それをお話します。
子供の発達段階に合わせた指導しないと リバウンドが起こる。
ダイエットとかでよく言われる リバウンド。頑張ってある程度 結果を出すんですが、そのために頑張りすぎたから帰って その後 調子が落ちてくるというような状態です。
子供達が成長段階でもしかして やんちゃをしてるんだとしたらそこをある程度 見越して 理解しながらやってやる必要があると思います。
早い話が一律に指導するのが難しいっていうことです。そうではなく個別にいろいろ話を聞いてやって何がわかって何がわかってなくて そしてどういうことがしたいのかというのが分かってくると集団の中でその子も行かせるようなアイデアが浮かび始めます。ところが 教師というのは子供の成長を願って自分たちの考えている理想の姿に近づけたいと 一律に話します そこのところのギャップが起こったまま次の学年に渡ってしまうと次の先生がなかなかうまくいかないというようなものをもらってしまいます それはなかなか きついので今どういう状態なのかを見極める必要があると思います。
見極め方は自分以外の先生が指導した時に子供たちが どう動いたかを見る。
よくあるのが先生は上手にまとめられているのに他の専科の先生たちの授業に子供たちが行くと荒れてしまうというのがあります。よく 担任の先生は割とベテランで 専科の先生が割と若手の人がやってることが多いので専科の先生の方に問題があるんじゃないかという風に言われるんですが、本当は担任の先生の進め方が少々子供たちに会ってないと思います。
割と普段の生活の中で押さえつけられた感があって開放的なところでは自分を出しすぎてしまってうまく回ってないような状況が多いと思うのです。
その場合 専科の先生はどうすればいいかと言うと子供達に話を聞いたり やりたいことをやらせたりしながら授業の中で1つか2つ 約束を作ってそれを守りながら授業を進めていく方がいいと思います。ちょっと偏見も入っている考え方かもしれませんが、子供がそういう風に自由に自分を出しているということは逆に言えば 理解してもらえるという場所が 専科の先生の方にあるんです。それすら潰してしまうということはおそらく子供達は自由にする場所を失います まだ家で暴れられるような状況の方はいいんですが家でも締め付けられると いよいよその子たちが病気になってしまったりもします。
だから 担任の先生はあまり 締めすぎないということと自分のやり方だからうまくはまっているというようなパターンは少々気をつけるということがあります 。専科の先生の話もよく聞きながら バランスが取れているか 子供たちが どう頑張っているか っていうのを確認してくるとうまくいくと思います。
最後になりましたが もう一つ考えておかなければいけないことは 9月いっぱいは調子が落ちている状態だと思った方がいいと思います 子供たちの調子が上がってくるのは 今度は10月の中旬ぐらい学習発表会に向けて練習が始まる あたりで調子が出てくると思います。それまでに子供たちを伸ばしつつ 人間関係がうまく作れるか そこが この時期のポイントではないでしょうか?そして誰もがやりやすい授業ができることが大事だと思います。