![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85638999/rectangle_large_type_2_12aef849afe9c95e149035186ff949ce.jpeg?width=1200)
2022/8/27 12:30公演【ダディ・ロング・レッグズ】
今までで一番予習した観劇
その甲斐もあってか余裕を持って演出、曲目、役づくりに注目できました
【演出】
・原作は詳細な記載の少ないダディ。舞台ではジルーシャの手紙にあたふた、心を掻き回されている状況が見えるようになっててあくまで演出家さんの想像だけど本物の彼がそこにいました
(個人的にはダディ役の井上芳雄さんは2020年の「プロデューサーズ」ぶりに会えました。そのときもそうでしたがもう紳士以外のなにものでもないですね笑)
自分は光文社の文庫が作品が作られた時代背景などその他解説も盛りだくさんなのでおすすめです
【曲目】
・どれも耳に残る曲目だけどジャービスと一緒に過ごした時間を手紙にした「あなたの目の色」はジルーシャのダディへの「好奇心」と貴方には会えない少しの「寂しさ」と貴方とこのように過ごせるのではないかという「想像力」で出来ていて、いろんな感情をおもいっきり詰め込めた優しい曲でした
萌音さん、芳雄さん歌上手すぎます
【役づくり】
・ジルーシャ役の上白石萌音さん。過去何回も演じてきた坂本真綾さんの代役?を務めることとなったが萌音さんの思うの強くて、想像力のあるジルーシャ像が明確にあってもうそこにいたのはジルーシャでした
代役となると「前任者が適役だった」もしくは「前任者より役になりきれていた」と評価されてしまう典型の状況。しかし、自分が思うに坂本真綾さんも上白石萌音さんもどちらも個性を削ぎ落として同じジルーシャを演じることが出来ていたからそもそもお二人を比較することはできません
【まとめ】
過去何回もミュージカルを観てきて「楽しいな」、「感動したな」と思うことはあったが
作品のストーリーも相まってか「幸せだな」感じたのは初めてで正直びっくりしています
いろんな感情になれるミュージカルこれからも鑑賞していきたいですね