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80の壁をどう乗り切るか、薬を飲まずに血圧を下げる
貧血症が治ってみると、気になるのが高血圧症です。
30代に160台だったことは前に書きましたが、絶好調の時でも145です。病院での健康診断では150、160台で、時に170ということもしばしばでした。170以上あると、検診を受けた病院ではベッドに5分ほど寝かせてから再検査をします。看護師さんの目論みに反して、ベッドで一休みした後の数値が180だったりして、流石に呆れられていましたね。
検診が終わると最後に内科ドクターの問診があるのですが、
「これだけ高い血圧が続いていると、いつ何が起きてもおかしくないレベルです
よ。健康保険証を持って、正規に診断を受けて薬を処方してもらわないと大変な
事態になりかねませんですね」
とドクターに半ば脅されました。
もちろんドクターはこちらの健康を案じてアドバイスしてくれたのであって、「脅した」わけではありません。それでも薬は飲みませんでした。
なぜなら、「一度薬に手を出したら、死ぬまで飲み続けなければならない」という噂を聞いていたからです。麻薬のようなものですね。それで薬を飲むことに躊躇していました。その後は事実上、放置状態にしていましたが、気にはしていました。
ある日のこと、ダイソーに外国のお客さまをお連れした時、「ツボ推しで治す高血圧」という70ページ足らずのパンフレットがおいてあり、100円だからと買いました。家に帰り、読んでみるとなかなか面白そうです。さっそく「つぼ押し」を始めました。ともかく100円ですから、効果がなくても問題はありません。時間も5分とかからに範囲です。
始めてから3ヶ月ほどした頃、徐々に血圧が下がり始め、140台となりました。と言っても時々は170台もありましたから、治ったとか、正常値になったとは言い切れません。
また、ツボ押しの効果で血圧が下がり始めたと断定もできません。因果関係がはっきりしていませんから。食べるものにも少しは気を遣っていましたのでそれが良かったのかもしれません。しかし、結果は結果です。140台の血圧は自分自身にとっては「ほぼ正常値」に思えました。
念のため、「ツボ」と書かれていたところを書いておきます。
1.足の千里(脛の上に膨らんだところ)
2.章邯(ふくらはぎが足首で細くなるところの内側)
3.足の小指
4.足の親指と人差し指の間の谷間
5.こめかみを抑えて揉み、すぐ下にある頬骨のところでピッと指を弾く
6.耳たぶの上の部分2カ所(降圧点)
7.百会(頭のてっぺんの小さな窪み)
これを適当な回数で押すだけ。
百会を押すときは「血圧下がれ」と心に念ずると書かれていました。
現代医学の目で見て、根拠があるのかどうかは確認していませんが、とりあえず私の血圧が140台になったことは確かでした。
しかし、血圧が劇的に正常値に戻ったのは別のことにとり食うでからのことで、それは後ほど書きたいと思います。ただ、140台の血圧になったから医者にも行かなかったし、薬も飲んでいませんでした。
それが60歳代前半までのことです。(ちなみに私は72歳まで働いていました)
〈表紙の写真はバンコク屋台店のお粥です〉
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