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神田川・秘密発見の旅 後編28 JRお茶の水駅から湯島へ・・聖橋
後編28 お茶の水駅から湯島へ
JR御茶ノ水駅の上りプラットホームには時間限定で「専用臨時改札口」がある。何が専用かというと、カードを使う場合に限っていることと制限時間内(7:30~11:00)の出口であること。ところがこの出口は聖橋に直近で「聖橋口改札」より利便性が高い。地上の臨時改札口を出て直ぐのところが聖橋。
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駅舎の改築中で、障害者通路などが整備されるとか・・
この橋の名前が湯島聖堂にちなんでつけられていることは多くの人に知られている。(反対側にはニコライ堂があるが、最近ロシア正教会は何かと物議を醸している。両方の聖堂にちなんで聖橋とつけられたという解説もある)
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アーチ型の橋の形も悪くない。セメント石膏で覆われていて鉄骨鉄筋は見えない。欄干の手すりはオレンジ系の御影石だから、高級感がある。
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ここからの神田川の眺めは都市型河川独特の複雑な景観になっていて、聖橋の中央から下流を眺めると外堀通りの下を抜けた地下鉄・丸の内線が姿を表し、神田川を超え、再びトンネルに入っていくのが見える。ここは写真撮影の絶景ポイントで、地下鉄丸の内線トンネルの上にはJR・お茶の水駅舎が、川を遠望すると神田川を渡るためにかけられた総武線の鉄橋が見え、それに続く美しい二重アーチ型の松住町架道橋が見える。
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中央の遠景に総武線の鉄橋が見える
さらに注意深く目を少し先に移すと、総武線高架橋の真下の感じに昌平橋を眺めることができる。実に絵になる風景がここにある。
目を左手に向けると外堀通りの向こう側にこんもりとした一塊の森が見える。
初夏が近づいているのを樹々は敏感に感じ取っているらしい。緑が濃い。
石積みの上の土塀も見事だ。近くで見るとこの土塀は瓦土塀で、森と敷地とを囲い込んでいることがわかる。
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聖橋の袂から湯島聖堂を見る
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