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80の壁をどう乗り切るか、お迎えが来たときに言うセリフ

お正月が終わったと思ったら、今日で1月も終わりです。
 年齢が進めば進むほど月・日が、一年がスピードを増してきます。ウカウカしていられません。
 
 私の家の隣に住む地主さんは元々、土地の人で、その一帯を所有している大地主でした。90歳を過ぎても元気で、寝込んだという話を聞いたことがありません。彼の土地の一部が孟宗竹の竹林になっていて、毎年筍が出てきます。筍のうちに倒しておかないと益々深い竹藪になって、雪が降るとこちらの屋根に覆い被さってくるほどです。そこで竹藪に入って筍を倒すのですが、彼はいつも文句を言いに来ます。
「倒しても良いけど始末をキチンとしてくれ」と。
「倒した後にナタで頭に切り口を入れておいてもらわないと節に水が溜まって竹が
 腐ってしまう」という文句です。
このオヤジは冗談も好きで、
「昨日、この辺では見かけない男の二人連れがうろついていたから睨んでやった
 ら、✖️✖️さんの家はどちらでしょう?」と聞かれたから、
「✖️✖️さんは海外旅行に出ていてしばらく帰ってこないよと答えてやった」そう
 です。
「あの二人はね、あちらから来たお迎えの人なんだよ。あいつらに家を教えうとす
 ぐに迎えにくるから追い払ったんだ」とのこと。
「これでしばらくは来ないだろう」
と笑っていた。

「地元の小学校の先生をしていた」と自分では言っているが、どうも怪しい。近所の他の人に言わせると、
「先生をしていたのは××さんのお父さんで、あの人は大地主の息子で何もしないで遊んで暮らしていた人だ」とのこと。真相は分からない。
 結局、93歳で無くなったけれど、入院したらしいという噂を聞いたらそのすぐ後に、亡くなったみたいだ、という噂が流れました。と、何日かして(多分49日過ぎた頃)奥様からの葉書が地域一帯に配られ、「家族だけで見送った」ということでした。
 駐車場を経営し、アパートを持っていて、マンションも2棟管理している。海外旅行には年2回、3回出かけるし、地元の囲碁の会も差配していたそうだから元気な90歳だったんだと思う。生活の心配がないと精神的に緩く生きていける典型でした。

 さて、お昼はまたしても「クイティオ」屋に行きました。昨日とは違って(昨日はリゾート地域のおしゃれな店)、街の中の繁盛店です。店のスペースも広く取ってあり、四人がけのテーブルが30脚ほどありました。繁盛店の条件は日本もタイも同じですね。
「美味しくて、安い」これでした。メニューは壁に書き出されているだけで(6種類の麺類・ご飯類と飲み物14種類)多くはないですね。経営の効率も良さそうでした。

〈表紙の写真はモミジです〉
〈下の写真は店の看板料理クイティオです〉

バーミーナーム・ガイです
扱い品目は絞り込んでいて、6種類。飲み物は14種類。
普通盛りは50バーツ、特別は60バーツ
メニュー版の一番上には「豚足ご飯」が載っています

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