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【谷地頭】大学生インタビュー Vol.2

第二回目は、
「行きます!」の一言で活躍の場を広げる、
教育大2年の佐藤ことほさんに
お話を伺いました!

インタビューアー:ももこ、
インスタ投稿:ゆうか、まゆ、くるみ、
あい、が担当しております🙋‍♀️✨
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【前半】

(ももこ)まず、どうして北教大へ?

 

(ことほ)高校時代に「地域に関わりたい」という思いが芽生えたから。

 

(ももこ)大学卒業後は、地元の山形県に戻ろうと考えているの?

 

(ことほ)地元にはあまりこだわっていないかな。人とか街に関わることが、純粋に楽しそうだなと。本当は東京の私立大学に進学したくて。

 

(ももこ)函館の国公立大学とは、真逆だね。どんなきっかけがあったの?

 

(ことほ)一番の要因は、高校の担任の先生に国公立大学を強く勧められたこと。

 

(ももこ)あるあるだね。笑

 

(ことほ)そうなの。笑 私の母校は普通科と総合科に分かれていて、卒業後就職する人と大学または専門学校に進学する人が半々くらい。先生に押されて、大学のパンフレットを読みながら悩んだね。

 

(ももこ)そっか。「東京」にこだわっていた?それとも「私立」が良かったの?

 

(ことほ)私が志望していたのは、大正大学の地域創成学科。東京に行きたい気持ちもありながら、その学校に行きたかった。でも、せっかくだから北教大函館校の地域政策グループの推薦だけがんばってみようかなと。落ちたら私立に行けばいいと思っていたら、合格をいただけた。

 

(ももこ)すごい!推薦入試も生半可な気持ちで乗り越えられるものではないよね?志望理由書の書き直しとか。

 

(ことほ)何度も書き直したけれど、「地域に携わりたい」という根底は揺らがなかった。具体的に何をしようか、という部分でさまよっていたな。

 

(ももこ)大学2年生になった今も、夢は変わらず?着実に進路を達成できそう?

 

(ことほ)「着実」ではないかも。「着実」は明確な目標・資格・職業を掲げながら、努力を重ねるイメージ。でも私は、職業が決まっていないから。ただひたすらに「地域と関わった職業に就きたい」と。

 

(ももこ)林業、商業、…地域とどんな分野で関わりたいの?

 

(ことほ)わらじ荘の方々に出会って、興味が沸いたのは教育。でも、教師という選択肢は考えたことがなくて。

 

(ももこ)どうして教師は志さないの?

 

(ことほ)漠然と自分には向いていないと。北教大に進学した理由の一つが、教員免許を取らなくてもいいから。先生になる人向けの「授業」には興味あるけれど、やっぱり先生になろうとは思わない。

 

(ももこ)お話を聞きながら、人と関わることがすごく好きそう。人に教えるより、「教わる」方が好き?

 

(ことほ)そうだね。人から影響を受けやすいの。

 

(ももこ)それは意外。大学で出会った人の中で、強く影響を受けた人はいる?

 

(ことほ)さっちゃん。(吉井さつき)

授業の帰り際に「その白いジャケットいいね!」って褒められて、そのままさっちゃんが立ち去っていって。そのあと、インターン先で再開したの。

 

(ももこ)インターンではどんな取り組みをしたの?

 

(ことほ)谷地頭に多く関わったよ。ローカルマガジン作りに携わったり、スマイルクラブに顔を出したり。谷地頭の小学生と一緒にかるたを作るのも、本当に楽しかった。

 

(ももこ)谷地頭の面白ポイントは?

 

(ことほ)町民の方が沢山話しかけてくださるところ。パワフルなおばさま方に多く出会えた。

 

(ももこ)昨年の方が、谷地頭に多く関わっていたの?

 

(ことほ)今年も結構関わっているよ。町内役員会に出席したり。インターン期にたまたま町内会のお誘いがあり、「行きまーす」と軽い気持ちで言ったら、不思議と繋がりが生まれた。今は7月末の夏祭りを計画中だよ。

 

(ももこ)前回インタビューしたコナンにも通ずるけれど、二人とも「行きまーす」の一言で行動できるのすごいね!もともとフットワークは軽い方?

 

(ことほ)大学に来てからかな。だからといって、今でも足取りが重いときもあるよ。谷地頭地区が遠かったり、日程調節が上手くいかないときなど。

 

(ももこ)そっか。今年3月の、わらじ荘劇場にも関わっていたよね?

 

(ことほ)途中から参加して、受付を手伝ったよ。その時、光南ちゃんと初めて会った。光南ちゃんの活躍は多くの友達から聞いていたから、会うのをとても楽しみにしていた。光南ちゃんとももこちゃんは、ふわふわした感じが似てる。めっちゃ可愛いよね。

 

(ももこ)ありがとう。嬉しい。さっちゃんとりょうがさんもずっと前から話しているようで、深く話したのは今年の冬と言ってた。高校時代から互いのことを気にかけていたみたいだけど。知り合った期間はあまり関係ないんだなと。

 

(ことほ)さっちゃんとりょうがは別格。お互いマシンガントークができて、波長が合うんだろうね。

 

(ももこ)英語のスピーチ大会で、2位がりょうがさん、3位がさっちゃんだったと。高校時代から2人とも原石なんだなって。ちなみに私は去年の7月にりょうちゃんの人力車に乗っているの。笑

 

(ことほ)え!そうなの!

 

(ももこ)3月のわらじ荘劇場にりょうがさんが登壇されて「りょうちゃんじゃん!」って驚いて。しかも知人と人力車に乗ったときは、よそ行きモードで猫を被っていたから。なおさら恥ずかしい。笑

 

(ことほ)世間って狭いね。笑

 

(ももこ)わらじ荘はきらく荘に比べて、イベントが多いイメージ。この認識は合ってる?

 

(ことほ)うん。インターンで谷地頭に関わって、かるたイベントを開いた経験からも、そう感じる。

 

(ももこ)どうして「かるた」だったの?

 

(ことほ)わらじ荘の責任者、杏奈さんの一声。「イベントを開きたい」という漠然とした願望があって。その時に、杏奈さんから「谷地頭かるたが作りたい」と聞かされて。じゃあ、やってみようと。

 

(ももこ)ことほちゃんは自分の夢には具体性がないと言っていたけれど、思いのフレームがきちんとあるから協力者が柔軟に活動しやすいよね。「一緒に頑張ろう」という環境を作るのが上手そう。

 

(ことほ)初めて言われた。ありがとう。

 

(ももこ)かるたの良さの一つは、アナログ。私は大学生になって、メールやらzoomやらであたふたする場面が多いから、アナログの良さを再発見している。

 

(ことほ)私もわりとアナログ。本は絶対紙で読みたい。大好きなジャンプのマンガも、紙で読む。

 

(ももこ)私は絵の情報量が処理しきれず、マンガが上手く読めない。文字から想像を広げすぎる癖があるの。笑

 

(ことほ)すごい、想像力があるんだね。一文から頭の中に世界観を組み立てられるのは、すごいよ。

 

(ももこ)コナンもさっちゃんもだけど、インタビューに協力してくれる人はみんな優しいね。そういえば、ことほちゃんは苦手な言葉とかある?

 

(ことほ)わりと流せる方だからな。言葉に限らず、余裕がないときは気にしちゃうかも。

 

(ももこ)私は「今時間あるかな?」だといいんだけど、「今、暇?」と聞かれるのが結構苦手で。相手にも不快な思いをさせないように「お時間にゆとりがある方」とか言い換えてる。「変」て言葉も、場合によっては苦手。

 

(ことほ)ニュアンスは大事だもんね。

 

(ももこ)大学生になり環境が目まぐるしく変わったから、様々な面で本当に余裕がなくて。

 

(ことほ)一人暮らしをすると、家族の偉大さが分かる。炊事など生活面もそうだけど、話し相手の大事さに気づく。

 

【後半】

(ももこ)私は、無計画で破天荒な生活を送りがちで。

 

(ことほ)例えば?

 

(ももこ)一週間野菜スープ生活をして、栄養失調になったり。卵を60個買ってきて、1週間オムレツを練習したり。チャレンジ期間は、肉やお菓子を置かず逃げ道を断っていたから、さらにストレスを溜めてしまった。

 

(ことほ)相当ストイックだね。笑

 

(ももこ)料理できないことがコンプレックスだったから、恋人がいた期間は朝4時から煮込みハンバーグを練習したりしてた。笑

 

(ことほ)その期間は相当レパートリーが増えただろうね。笑

 

(ももこ)自炊はする方?

 

(ことほ)炊飯器でまとめてご飯を炊いたり、大皿料理を冷凍保存したりかな。

 

(ももこ)では「谷地頭」の話題に戻って。ズバリ「谷地頭の魅力」は?

 

(ことほ)人。「今日どうだったの?」と気軽に声をかけてくれる、楽しい人が多い。あとは、人や街並みを一言でいうなら、実家感。特別な雰囲気の町が、市電の終点にあるのもなんか好きなんだよね。

 

(ももこ)去年は、かるた作り。もし今年やるなら、どんなことをしたい?

 

(ことほ)具体的には思いつかないけれど、ターゲットを大人に絞った活動がしたい。谷地頭にもっと多くの人を集めたい。

 

(ももこ)どんな人に谷地頭を訪れてほしい?

 

(ことほ)一人暮らしの大学生。安心感を得てほしい。「何かやりたい」という熱意がある人は、すごくマッチすると思う。

 

(ももこ)私は今年の夏に、みなも荘で過ごす予定なんだけれど。不安が大きくて。

 

(ことほ)私は去年の夏休みに、きらく荘に住んでいたよ。ああいった場所には、少し話をふっただけで沢山のことを聞かせてくれる人が多い。シェアハウスの経験も、新鮮で楽しかった。きちんとパーソナルスペースが確保されていたよ。

 

(ももこ)さっちゃんをはじめ、個性が光る人の中で暮らしていると、どうしても周りと比較してしまいそうで。

 

(ことほ)インターン中は、ずっとその気持ちに駆られていたし、今もそうだよ。隠し続けちゃう人が多いのでは。でも素直な気持ちを見せあうことで、生まれるものもありそう。

 

(ももこ)大学に進学してから、本音と建前が分からなくなってしまって。高校までは相手の言葉に純粋に反発できたり、喜べたり。でも今は、疑わざるを得ない。

 

(ことほ)確かに。全部素直に受け取るのって、難しいよね。私は受け取りたいものを選んで、あとは「まあいっか」って。でも一つ思い出したことが合って。具体的なものはなくとも「めっちゃやりたい!」って気持ちは、必ず届くと思う。

 

(ももこ)最後に。夢に向かって、挑戦しようと意気込む人へメッセージをお願いします。

 

(ことほ)誰かと一緒でもいいから、一回やってみよう。「意外となんでもなる」という経験でどんどん挑戦しやすくなるし、協力してくれる人も増えていく。だから「まずは一回」頑張ろう!

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