悩みと戦う or 付き合う?
「悩み」というのは
基本的には「理想」と「現実」とのギャップから生まれるもの。
このギャップは「劣等」でもあります。
人間は、このギャップを埋める努力をして進化した動物。
なので、
悩みを持つこと、劣等を感じること自体は悪いことではありません。
鳥みたいに飛べたらいいな・・・からの飛行機の発明。
人間ってすごいですよね!
ただ、何事も「過ぎる」は良くない。
本来、人は状況をより良くしようとして悩むものですが、
理想が高すぎると現実とのギャップが開きすぎて、
努力が報われにくくなり、
できない自分や周りを責めたり、状況を恨んだりしがち。
より良くを目指した目的は健全だったのに、
そのことで心を病んでしまうのは
とても残念だし、もったいない気がします。
まずは「理想」と「現実」を俯瞰して見るといいのかも。
そこに強い思い入れなどはせずに、冷静に客観視してみる。
そして「現実」を「理想」に近づけていくためには何が必要で何が不要なのかを見極める。
必要なもののためにどんな努力をしたらよいのか。
不要なものを手放すためには何をすればよいのか。
そうやって得られた答えを1つずつ実現する、スモールステップを重ねていくことで「理想」と「現実」の距離を縮めていく。
「悩み」を前に感情的にあたふたすると
あっという間に飲まれてしまう気がするけれど、
相手(悩み)を知って、分析して、付き合っていく覚悟ができたら、
なんだかうまく前に進められそうな気がしませんか。
・・・なんてことを書きながら、私自身、頭の中を整理している感じです(^^;
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