10年ぶりの復職活動その5
約一週間前に、全国チェーンの飲食店のパートの面接を受けた。
今日電話がかかってきて、採用見送りを告げられた。
理由は、他の人を採用だったかな? ←嘘っぽかった。
たぶん 、面接での自分の印象がダメだったと思う。接客向きな性格じゃ無いのを見抜かれたみたい。
正直、ホッとした。
実は、面接を受けた時に感じた違和感にこの一週間苦しんでいた。
違和感は二つ。
一つは面接した店長がパワハラ気質っぽかったこと。
「新しく入ったバイトの子は、私が厳しいから大概1回か2回泣くんだよね」と笑顔で言っていて、恐怖を感じた。
この人の下では働けねぇと思った。
もう一つは、時給と仕事が見合ってないこと。
時給が1,000円にも満たない代わりに、知識や技術など覚えることが多すぎる。
負け惜しみかもしれないが、こういう正直な直感って大事だ。
若い子なら人生経験として大いにアリかもしれないが、毎日ヒィヒィ言って子育てしているアラフォーの自分には、両立は難しいと思った。
10年ぶりの復職で、張り切って自分の度量以上の仕事を選ぼうとしがちだ。
若い頃のクセで、ちょっと無理そうでも一生懸命やって、乗り越えようとしてしまう。
昭和生まれだから?
ただ、それが自分の首を締め付けることになると、前回と今回の求職活動で大いに痛感した。
求職活動の時点で気付いて良かったね。
求人を出している企業には失礼かもしれないが、飛び立つ前の助走くらいの気持ちで仕事を選ばなければ、自分を追い詰めてしまう。
たかがパート。命をかけちゃイカン。
採用見送り、心底ホッとしている。