閉じこもり再考❷
話が長くなりそうなので後編に区切った。
子供に個室を与えるかどうか?で、ときに論争になることがある。
私などはあってもいいが、風通しがいい事が条件にした方が良いと思っている。
別にカビの話ではない。
端的に言えば、スマホなどが出来て多くの人間が、暇があれば画面を弄っている。外こもりである。
「閉じこもり」は別に特別なことではない気がする。
ネガティブな部分をあげれば…たとえば部屋(公的でもよい)に他人がいても、容易に異物として捉えない寛容さが失われるのではないか?というものがある。
部屋に他人が居ても、居るということを含めて(許せて?)過ごせるものだ。
まぁ、ここまで考え出すと、昨今の外食産業でのエチケットの無い行為も説明が付くような気がする。
「身近な他人の存在」の問題に見える。
要は、この程度の事にしようとか、コレコレ…云々は止めようというなど、理屈ではない、身体的なものである。
従って、第三者空間の風通しが悪い場合「部屋にいる他人」との振る舞い方が下手クソになる可能性はある。
ある時代から個室世代であろうし、大人だって個室になり、風通しが悪くなれば
「部屋にいる他人」との振る舞いは、悪くなるかもしれない。
私の印象では、この個室世代以降に何らかの功罪はあるだろうと予感しているが、発達障害だとか、容易にそう言ってしまう傾向に、たぶん関係あると思う。
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個室と閉じこもりについては、一時的な自我を守るための行為…云々と、有名な医師もいるから、なんとも言えない。
ただ、平均的(一般論)に言えば個室というのは、やはり風通しはあった方がいい。
家族にせよ、第三者にせよ、コミュニケーションの有無はもちろん、お互いの間合いである。
動物だってそうだ。
機嫌が悪い犬に近寄れば噛まれる。
これはこうなはずだ!ではなく、今日は違うなとか、距離を置こうとか、思い込みではなくて、感覚的な部分の不理解が個室の弊害か?と私は思っている。