教育と大人
じゃあ大人とは何なのか?
いくら儲けて株で失敗しない話をしているのが今の大人であろう。
すべらない話ではなく、すべらない生き方である。
利益的な考えで、ある組織に何か問題があれば、そこの株は買わないし、関係組織とも付き合いを控えていく、世の中はそんなふうにできている。
疑わなければいつまでも利は続くと思う。
間違いない大企業に付随していれば、まず安心だろうとしているから、中小がインボイスで慌てるのだ。
徐々にインボイスの弊害は、それに付着する仕組みや構造、手続もややこしくしていくだろう。
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少し前は、現実をクールに解決していくのが大人であり、仕事というのが暗黙の内にあった。
しかし、現代ではコスパで計られる。
クールにやった方がいいのか、クールにやらせたらどれだけの利益になるのか?くらいの勘定だろう。
そう言えば、この国ではリスクを嫌う、またはリスクを考えないと外国から言われたらしい。
しかし、旧日帝の忖度体質を例に出すまでもなく、リスクがある、または発生するのは、嫌がるのが現実だ。
成功が当たり前な前提で世の中の仕事があるからだ。
これでは、子供にも失敗を許すはずがない。
世の中に向かう途中の者に向かい、失敗しても良いと上辺では言いながら、目をギラギラさせているようなものだ。