雑記、その他


内田さんは、最近チラッと正気を失った世界について意見されていた。

ウクライナだったり、イスラエルだったりと、どう判断していいか分からない事態が生じている。

人間は、白黒正邪でスパッと判断したがる。
その方が考えなくて済むし、考えるエネルギーを使わなくて済む。

いや、勉強しているというが、大抵は動画やスパッと意見を言ってくれる者の声を聞いての事だろう。

しかし、よく考えてみたら、動画配信者のように器用に皆動けるか?といえば、そうではないし、結局は配信者の意見を聞いているだけである。

大事なのは「ホントかな?」と微かでも疑問をもつことだ。

村上春樹氏は、本などは判断が遅いとか、あとあと残るのが文学であると、述べていた。

普遍的に残る大事な物事はゆっくりした時間が必要なのだ。

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動画を悪くは言うつもりは無いが、陰謀論を倍速で観るようなのは、困ることもある。

家族崩壊や人間関係がダメになったケースがあるようだ。

しかし、そんな時でも自己責任というのは言い過ぎである。

配信者は、楽しみのためにとか、虚実は見る側で判断せよというが、残念ながら、全ての人間がまともに判断できるとは限らないし、将来(病気などで)判断できなくなる、というのもある。

第一、AIのフェイクが世界中で広まるさなか、便乗して陰謀論やノリのいい動画を流すのは、横から見て悪ノリにも見えなく無い。

反ワクチンとか、ワクチンマイクロチップ説とか、世界はまともを取ろうとせず、混乱を取ろうとしているようにも見える。

判断がつかない難しい件は、黙って判断が下せるまで待つくらいあって良いと思う。

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マフィンの件で荒れている。

要は可愛さやナチュラルを優先して、安全を見なかったということになるだろう。

可愛さだけが食品ではないのだ。

いや、むしろ問題は、衛生を軽視しても許されるだろうという甘さかもしれない。

変な妄想になるが、海外のように自爆テロや爆発事件がない代わりに、この手の奇妙なことが起きるようにも見える。

海外では一神教とか、はっきりした態度を求めることがあるが、河合さんの言うように、善悪をハッキリさせない態度が、この国の有り様かもしれない。

従って突発的に、奇妙で、不意を突くようなことが起きることも関係しているようにも見える。

しかし、1番はこれだけ世界に開かれたと言うからには、自分の暴力性に無自覚というのがよくない。

組織でのハラスメントが、やったり、やられたりと、キャッチボールになることがあるように、関係性の中に自分や他人の暴力性を含ませると、暴力の自覚どころか自立にも関係してくるように思う(※土居健郎より)。

よく聞くのが「お互い様だ」というものだが、よくよく見ると、それが当たり前や常識に落とし込まれると、例外を許さず排他的になってくる。

それに関係した事件もありそうだ。

最近の騒ぎやニュースにジッと耳を傾けていると、何が自立であり、何が大人か?が見えてくるように思う。

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