ちょっと哲学的なことを


哲学は学問である。

学問だけど敷居が高ければ、大衆に馴染まない。

複雑で、小難しいことを、むかしの哲学者を参照にしながらするのは、哲学学であり、厳密にいえば哲学史とか、歴史の勉強に重なる。

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ときどき、哲学じたいが不要なことが言われる。

いや、10年くらい前もあったが、引きこもりが哲学者みたいだから、止めなさい!とかいう漫画やドキュメントもあった。

考えてないで、身を固めなさい!と言いたいわけだ。

逆に言うと、今現代を生きることに、哲学など不要ともいえる。

いや、その言い方が乱暴なら、漫画やテレビでも見て、芸人らの人間の付き合いでも見ていた方が、どれほど実用的か。

「何かをやる」ということに、疑いや疑問を挟むことは、ときに大事である。

いま行われていることが、果たして必要なのか?とか、そんなに必死に見るもの、やるものか?という問いである。

倫理や哲学を欠いた仕事が無機質で、冷たくなるのは、世の中を見渡せば、ハラスメントや学校のイジメ問題に繋がる。

どこにでも転がっている。

ミソは、それほど考える必要は無いということだ。

ただ、流されて、適当に合わせていればわ生活出来るのだから、人間関係さえ上手く回していけば、何とかなる。

もちろん、上手く回すのには、目の前の大変な人間関係も含めてだ。

たぶん、言うことが矛盾している。

けれど、深く考えないというのは、目の前の大事なことをパスしながら進むようなものだ。

考えない、しばしの一時しのぎでも、目の前の好ましくないことに、目を瞑り、見過ごすことで、利益になるなら考えない。

要は、コスパがいいかどうか?だ。

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