臨床免疫学?(オリジナル文章)

☠️素人が免疫を語ります

最近、免疫学の本を読んだ。

この分野は難しい。
先進の生物工学を学ぶ事に匹敵する。
安保さんなどは、そのむかし2種類の免疫細胞を覚えれば後は楽だ!と言ったが、慣れてない者にはチンプンカンプンだ。

解法としては、進化生物学をやることだ。
免疫細胞といっても、その起源がどこにあるか?発現のしやすさや、何時どんな時に活性しやすいか?などを、調べる。
また、同時にリンパ液や血液の起源も学ぶとよい。

顆粒球は初期、リンパ球などが後期に歴史的に形成されたと言う。高等生物でない生き物の組成が崩壊しやすく、死にやすい様を見ると何となく分かる。
造りが原始的なのだ。

また、最新の生物医学などは遺伝の話しで盛りあがっているが、実はマクロな視点…環境アプローチが、生体に影響する強さは無視できない。

その環境ゆえに、生体…生き物はそう生きるのだから、内部環境としての遺伝子が、原因だけではない可能性もあるわけだ。

蛇足になるが、進化生物学では進化に追いつかないから、現代病が現れるという説明もある。
生活習慣病なども、身体の組成や機能が、環境の速度に合わないから問題を起こす。

高カロリーな食事を何とかしようにも、体の造りがあっていないため、脂肪が溜まり太ったりするのだ。

また、造血幹細胞について三木先生も、内臓由来の原始血液細胞を説明しており、なにも骨髄だけが造血するのではなく、脾臓という今は役割が不明な臓器が、進化の過程で、重要な可能性があると述べておられた。

胎児発生が個体進化と生物胚の酷似と、全く関係ないとは言えないことを説明していた。
シュペーマンではないが、個体発生の際に退化してゆく器官が、実は発生を支え…組織を栄養したり、支えていたりする可能性もあるのだろう。

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