家畜的人間
私はテレビを観ない。
電気代がかかるし、あまりおちゃらけには、関わりたくない。
テレビをつけて、ニュースくらいやっていればいいのだが、入ってくるのは芸人とか、時代に合わない内容ばかり映る。
それを、時代についていけないと、他人はいう。
しかし、ついていくのと、内容を吟味するのは違うし、味わい方も個人の問題だ。
少数派が、いつも割を食うのは少しの居場所を探し回るからかもしれない。
優生思想というのがある。
選民思想というのもある。
どちらにせよ、響きが良くないが、核にあるのは他者や世界を比較し、自分は優れているという考えだ。
人類がこの世にいる限り仕方ないことではないか?と、最近、思うのだが、それを許せばヘイトだの、格差だのが広がる遠因にもなるはずだ。
鉤十字がやったことは、隠しようも無い悪なのだが、最近は幹部らが家に帰れば、良き夫というのが、話されているのが気になる。
会社など務めていたら、上からの不条理の幾つはあり、それに慣れてかつ、給料ももらうのだから、慣性である。
だが、結果としてはマズイ方に走ったが、現代の生き方に共通する部分は、少なくない。