世の中の矛盾…云々❷


物事はあとから分かる事が多々ある。

原発排水が、危険だったか?安全だったか?なども、後でわかる。

水銀やサリドマイドなども、結果であり、強い毒があるからあとから、やらなければ良かったというのもある。

生命力というのも、ある種の暴力である。

それがあるゆえに、無鉄砲となり、後先顧みず、周りに毒を撒き散らしながら、前進する。

結果、後始末に追われるのは誰か?となるが、人間は弱く、都合よく生きてる部分があるゆえ「いま」の良い部分しか見ない。

たしかに、悪い部分は減らしようがないのは分かるが、親鸞ではないけど「薬があるから毒を飲む」では困る。

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部族主義というのは、前近代以前の代物の響きがある。

豪族や力がものを言った時代には、身内を固めて生きなければ、生き残れないなかったであろう。

イスラエルですら、最近は部族主義のような表現が出てきたという。

これは、退行なのかも知れないが、本能的に上手くいったことが経験則として、無意識に出ているのかもしれない。

いや、適応戦略として現れたのか?

克服してきたはずの過去の好ましくない体勢やフォームは、皮1枚下に眠っているのだ。

今をいる者が現実の悲惨さを忌まわしいと、いくらでも言えるが、いざ自分の身になれば、同じことをするかもしれない。

人間は1人だけでは弱い。

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