非専門家が考えられるか?


アマチュアは専門家に比べ小回りが効くみたいなことを前に書いた。

プロは確実に仕留めなければ信用されないし、金にもならない。

アマチュアだからこそ、適当な…ある程度歩き回り、実験的な言動、働きが緩やかなのだ。

しかし、強くものを言うのでは無い。

強く、効果的な発表はプロの仕事だし、それなりに世の中に影響する部分にいるから、プロなのだ。

じゃあ、アマチュアがそんなに適当なことをして、なにも考えていないか?というと、そうでもなく歩き回るだけでなく、思考も感覚も、実験的に、または弁証法的に……まるで、アチコチに書き散らしたメモが散乱するような事をして、物事にあたる。

カネを稼がないとプロではないというが、世の中はやらなくていい仕事もあれば、ブルシットジョブ、不必要で嵩む仕事だってある。

現代と近代以前の仕事感覚や仕事と報酬の違いである。

いまは、租税のための仕事だ。

何かをやった報酬が仕事なら、昔の方がクリエイティブだったに違いない。

クリエイティブ…カネ、特に生活費のための仕事と強く言う前に、それを強要されながら働くというのは、奴隷や貧しいころの時代から何ら変化もない。

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