慣れてないことはぎこちない
よく感情表現が苦手とか、思考が苦手とか言うのを聞く。
考えてみれば得意不得意はあるわけで、仕方ない部分はあるにせよ、それでいいともいえないし、難しい。
不得意だから、何とか得意になれ!というのも、酷な話で、せめて0なら1-2くらいで、勘弁してもらいたいものだ。
もちろん、それで困るのはあるけれど、少し前ならサポートなり、不得意はなるべく避けるという考えもあった。
義務とか、業務命令とか、いうから、いつまでも解決されない。
解決というよりも、できることや、マシなことをさせたり、与えたりすれば、いいのである。
しかし、不得意を懸命にやらせようといっても、なかなか上手くいかないどころか、事態を拗らすことさえある。
感情が不得意なのに、無理に外回りさせるから、おかしくなる。
誰もが通る道だ!と強いるから変なことになる。
思考が不得意ならば、何かマシなことをさせればいい。
職人気質で喋りがだめなら、何か造らせていたほうがいいのだ。
かえって、喧嘩になったり、場を混乱させるよりいい。
ただ、前も書いたが、職分という考えも込みで考えれば、不得意(不得手)な者を無理に連れてきて何かさせるのもよろしくない。
それなりまだ雑用をさせていた方が良いことさえある。
皆同じようにできるはずだ、という強迫性がかえっておかしくさせる。
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