娘の住む町を訪ねて―城下町竹田
昨年末、大分県竹田市にいってきた。初めての大分訪問だ。
娘が去年晩夏より住んでいるので元気にやっているのか、どんなところに住んでいるのか偵察隊である。
娘の借りている家は古い一戸建てでとっても寒かった。
台所にはパロマの給湯器だし、壁は砂壁。トイレとお風呂はリフォームしてあってよかったがなんだか心もとない。
でも娘はおしゃれな部屋にして暮らしていた。若い女の子らしく。
夜ごはんは近くのお店で食べ、話をして一部屋に寝た。
翌日、朝ごはんに具沢山のお味噌汁を作ってくれた。ご飯はいつも玄米を食べているそう。
休みを取ってくれて、レンタカーを予約してくれていた。
娘が運転する車で観光にでかけ、美味しいものを食べた。
一人で行ったわけだが、なんだか自分が映画「東京物語」の夫婦になったようなような気持ちになった。
娘が末っ子のお嫁さん役っていうこと。
偵察なんて上から目線だったけど、娘にお世話になってしまった。
竹田は城下町で岡城という城の跡が市内から車ですぐの所にある。
車で山を登ったところをさらに歩いて登り坂をいくと大きな門の跡がある。
門の石柱や石垣は城の下の大きな川から石を運んできて作ったものらしい。途方もない労力。
城の敷地はとても広く、城は三の丸まである。高台にちょっとした町があるみたいだ。
