【お受験】「共働き」と一括りにする雑な理解が誤解を招く。【小学校受験】

こちらの記事とも似たような内容なんですが、
最近、「共働きでもお受験できる!」みたいな記事をよく見かけますが、
十把一絡げすぎですよね。

「共働き」の類型化

「共働き」って言っても、色々でしょ?

1、夫婦9時5時
1'、夫婦どちらか(妻のことが多いけど)時短
2、夫婦どちらか自由業とか自営とか
3、夫婦フルタイムサラリーマン
4、夫婦どちらか出張もしくは単身赴任で不在がち

あと、全然MECEじゃないけど、

5、夫婦どちらか/共に ITオンチ。

ってのも重要な気がします。

3、4あたりは、お受験生活の中で1度くらいは「あゝ詰んだ〜」と思う瞬間があると思います。

1、2だと、時間的な意味では比較的どうにでもなるでしょう。
ただし、1~2のいずれかでも、5の要素があると、割とハードモードに突入する気がします。特にITオンチじゃない方の人が。

そりゃ「できる」か「できない」かで言えば、「できる」でしょう。

冒頭の「共働きでもお受験できる!」みたいな記事の話については、まぁ、お受験するのは自由ですよね!「できる」か「できない」かで言えば、「できる」でしょう。と思います。
極端なことを言えば、なんの準備もせずに国立を受けて合格するのも人によっては可能です。(国立は単純な点数だけじゃないそうですし。ってのは有名な話なのでここでわざわざ書きませんが。)

ただ、難易度の高い私立が志望校で、どうしてもそこで小学校生活を送らせてあげたいなって思ったときに、そこに合格させられるかどうかが問題なのであって。その視点では、「誰でも出来る」かどうかは怪しいと思います。

正しくは、「条件の揃った共働きだったら、合格のレベルまで持っていくことはできる。」だと思います。

ちなみにうちは、2と3の間、という感じでした。
夫は管理職、私は専門職なので、時間のわがままを聞いてもらいやすかったのです。例えば、昼間のお教室送迎をしてから会社に行って仕事する、みたいなこともできました。

ていうか、そうじゃなかったら無理だった。

はっきり言おう。そうじゃなかったら!無理だった!!

で、じゃあそんな中でも合格できるまでどうやって持って行ったのか、というのを追い追いご紹介します。


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