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11/7 『境界線上のホライゾンⅪ〈上〉 』を読んだ

面白かった。

いよいよ始まってしまった最終巻。とはいえ例によって前巻までのお話を忘れかかっており、思い出すのにちょっと苦労した。フアナと大フアナとか。
羽柴勢と武蔵勢の合流と、それに伴う未来の子供達の本名が発覚……発見?されていくシーンなどはよかった。境ホラ世界における襲名と本名(?)の関係が事ここに至ってもまだあんまりよく理解できてない(役職のようなものなのか、それとも文字通り戦国時代よろしく”襲名”するものなのか)(武蔵勢の多くは襲名ではなく、あやかり?というらしいが……にしては直政は直政じゃねえか、とか)が、ここは素直に、なるほどそうなんだな、と読めた。しかしそうやって十本槍たちの名前とかがどんどん明らかになる一方で、一向に明かされぬまま登場人物紹介にも載ってしまっているミトツダイラの父は一体何モンなんだろうか。そういうモンだと言われれば納得するしかないが、あるいはひょっとしてまだとっておきされている伏線の一つだったりするのか。
あと、前々からうっすら思ってはいたけど、第四章の扉絵の竹中さん、めちゃめちゃ美人ですね……温泉効果もあってとんだえろえろお姉さんじゃないか。読み進めてる最中も時折思い出しては扉絵を見返してこらええわ……とかやっていた。残り巻数も少ないが益々のご活躍を祈りたい。
その他、関ケ原じゃ武蔵勢での推しであるところのアデーレがよく活躍していたりしたのでその辺も満足しつつ、今までどこへ行っていたんだ教皇総長も復帰してきて、クライマックスなのにまだまだ序の口だなという印象を抱かせつつ、引き続き中巻へと読み進めていく。

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