本当は、大切な人に〇〇を伝えたいだけ
アダルトチルドレン~生きづらさを抱えているあなたへ▼
大変ご好評いただき、ボクも嬉しい限りです!
感謝の気持ちをこめてコラムの裏バージョンをお届けしたいと思います。
すでにお読みなってくださった方も、そうでない方にも
人生の大切なタイミングで勇気が出せるヒントになりますように。
その前に、ちょっとだけ補足を。
というのも、世の中には「アダルトチルドレン」と聞いただけで
「自分には関係ないよー」と思って近づかない人が少なくありません。
でも実際そういう方も、“知る” という行為が、ご本人にとってもご家族やお子さん、おともだち、あなたの大切なひとにとってもたいへん有効になるのです。
そして意外かもしれませんが、「関係ない」と思って一人でがんばっている人ほど、本当は問題てんこ盛りだったりします。
でも安心してください。
ボクたちは、いつからでも幾つからでも、自分の本質に気づいて、丁寧に扱うことができます。
「アダルトチルドレン~生きづらさを抱えているあなたへ」では、コラム特典として「AC思考が自然にゆるむプチワーク」がありました。これは
過去をリセットして選択肢をひろげることができます。
実際このような言葉がけは、思考クセをクリーニングするのに大変効果があるのですが
あまりに“今の自分の思考”と違うため
「本当にこんなこと思って良いのかな?」
「これって赦されるの?」
「そんなに甘くないよ!」
と疑いの気持ちを持ってしまう方もいます。
過去のボクもそうでした。
自分を思いやり、明るい未来へとつながる! とイメージすると、朝から1日中やる気になっていたのに、1週間もすると
「あれはただのワークだよ」
と脳内で声が聴こえすぐにネガティブ思考に逆戻り。
このような状況の理由は、自分を信じられていないことすなわち
“自分を大切にできていない”ことが原因。
と言っても、それは無理もありません。アダルトチルドレンの原因である機能不全家族で育ったひとは日本人の7割以上と言われています。
つまり、自覚しているしていないに関わらず、ほとんどの人は今まで自分がやりたいことを我慢して周りに合わせたり流されたりしてきました。
社会の集団圧力も強く、ずーっと本音を言えずに抑圧してきたのですね。
なので、いきなり「明るい未来を自由にイメージしても良いよ!」
と言っても、なかなか難しいと思います。
まずはそんなネガティブな気持ちを否定しないことがスタート地点です。
決して、自分を信じられていないことで悩んだり、自分を責めたりすることは絶対ありません。
ああ、そうか、自分はあれもこれも思い込んでいたんだ・・・とテンションが下がってしまう自分を
「しょうがないよね。そりゃそうだよね」
「ずっとダメだって思い込んでたんだもんね」
と受け入れて赦してあげることが第一歩。
このような自己対話は、新い時代に“個として生きる”上でとても大切なレッスンになります。ですので、まずは
「今できること」に「今できる範囲」で取り組んでみてくださいね。
実際にボクの知り合いの方も、セッションを重ねるごとに徐々に自分らしさを取り戻しています。
このような素敵な言葉をいただいて、ボクもたくさん元気をもらっています(*´∀`)
その一方で、あなたが自分らしい生き方を見つけて新たな道に進むことを決めた時、周りの人から
「そんなことうまくいかないよ」とか
「今からそんな大変なことやるの?無理だよ」
といった言葉をかけられるかもしれません。
批判されたり、あからさまに嫌な態度を取られたり・・・
自分らしい生き方を見つけてこの道に進むんだ!と決めたあなたに覚えておいてほしいことがあります。
それは
《あなたを攻撃する人ばかりではなく、本当にこころから応援してくれる人もたくさんいる》
ということです。
結局、どうしたってわかりあえないひとはいます。
だったら好きなことをやって自分らしく生きたいですよね。
あなたの人生に関しては誰も正解を提示してくれません。
でも、選んだ道を正解にする努力をすることはできます。
数年後に「この道を選んでよかった」と言えるように、愛を注ぎつづけることが大事です。
そのサポートをボクができたら良いな、と思いこのコラムを書きました。▼
AC育ちのボクからのメッセージは「大切な人に本音を伝えること」です。
自分らしい生き方を実現するためには身近な人の協力が必要不可欠です。
でも、自分の気持ちに正直になって、本音を伝えることに抵抗感を抱く方はとても多いです。
もれなく、ボクもそうでした。
6年前、モデルとして海外で活動の場を求めたものの挫折、パリから帰り、諦めてフリーランスになると決めた時。
作品モデルと並行して、心理セラピストの勉強をすると決めた時。
まわりの関係者や友だちに自分の気持ちを正直に伝えるのはとても怖かったです。
ですがその後、児童心理学を勉強して実際の現場にたずさわり、子供たちに癒された経験が転機となり、今ではセラピストとして多くの方のココロと向き合い続けています。
そしてその度に、ボク自身まだまだ人に気を遣ったり、いい人でいたがっていることに気づくんです。
だから今でも「ねえ、本当にしたいことは何?」と自分自身に問いかけて、
「もっと自由にボクらしく好きなことをやろう!」と内なる自分に言い続けています。
ここまでお読みになって
「心月さん、現実はもっと厳しいです。そんなに甘くないよ」
と思った方もいるかもしれません。
ですが、ボクは
「人生は自分で切り開くもの。生きていることそのものが素晴らしい体験」
ということをお伝えしていきたいと思っています。
なので、みなさんには、ぜひ勇気を出して大切な人に本音を伝えてみていただきたいのです。
あなたの決意を感じ取ればきっとあなたのことを応援してくれます。
あなたはそれだけ周りの人から愛され、信頼されるだけの価値があることを忘れないでくださいね!