「表現することができない」それは、社会の都合だったのかもしれません

こんにちは、心月です。

《COCOPOI CAFEシェア専用フォーム》できました♪　

早速、ニックネームはなさんからお便りいただきましたのでご紹介します。

心月さんへ

心月さんがよくメルマガで書かれている
「自分で作っていく」という表現。

私はずっと、自分は何かを生み出すとか
作ることは向いていないのだと思って生きてきました。

主婦だし、とか勝手に自分を諦めてしまって…
内面からあふれるものを表現できてしまう人に憧れては自分と比べて落ち込んだり。

でも、心月さんはそれについて不得意な人もいるとか、上手下手については書いていませんよね。

誰にもできること、本来できるはずのこと。
私は、20代でイラスト関係の仕事をしていましたが、適性がないと判断して辞めました。

そして30代後半に差し掛かる今、もう一度、イラストとか絵を描く世界に戻ってみようかと考えています。

私がやっていいのだろうか？
できるだろうか？
と迷う気持ちはありますが、

もっとデジタルとアナログの境目をなくし、それぞれの良さをたくさんの人に知ってもらい、小さなお子さんからご高齢者の方にも楽しんでもらいたい
そう思っています。

私には、その描いたイラストをどう発信してゆくのか、という思考とか経験とか、アイデアなど足りないことが多くありますが

“自分はどうしたいのか？”
“どうやったらできるのか？”

勉強をしていきつつ、物理的に「作る」「表現する」ことでなくても
色々な方法があるだろうから…と

それが少しずつでも何かしらの形になっていくときがイメージできなくて
自分のことなのに、視界があまりよくならないです(^-^;

何かヒントをいただけたら嬉しいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　はなさん　イラストレーター

シェアメールを下さりありがとうございます。

ご自分を客観的にとらえつつ、さらに考えの変化を感じてらっしゃるのかな、と感じました。

ボクたちは、小さな頃から、”うまい・下手”　”できる・できない”に
価値付けられてしまうことが多く、

そのなかでは必要以上に「自分には才能・素質がない」とか
「できない」と思い込んでしまうシーンがあったかもしれません。

その典型がメンタルブロックとして根強く残っています。

“自分を大切にするのが苦手”というひとへ。note限定コラムもどうぞ▼

でも、それって大人の偏った見方であり、社会の都合だっただけかも、
そんな視点で観察してみると、大きくうなずくことも多いはず。

はなさんのイラストへの情熱も、いま、冷静に見てみるとどうでしょうか？

◾️クリエイティビティとは何か？

すごい才能！という人だけではなく、誰のなかにもクリエイティビティはあります。

日常でも仕事でも、小さなことから大きなことまで、生かしていくと毎日が楽しくなります。

また、クリエイティビティにはいろいろな発揮の仕方があります。

でも、それが使える方法は最初から与えられていません。

大事なのでもう一度。

“それが使える方法は最初から与えられていないのです。”

これも、自分で見出して作っていくものですが、それ自体あまり知られていないかもしれないですね。

例えばボク自身、10代の頃、まわりに勧められてヘアメイクの道を辿りましたが、美容院などの現場では自分の感情と全く方向性が合わず、なんだか自分を抑えて、鬱屈していた時期がありました。

でも、美容院以外の場所で、スタイリストさんや、ヘアメイクさん、フォトグラファーさんなどと出逢ってスタジオ現場に行くようになってからは、ヘアメイクの興味がぐんぐん伸びていく！ということを経験しました。

今では、ボク自身がいちばん自分のヘアメイクが好きですし、上手いと自負しています。

それだけ自分の興味関心を見出す人、伸ばすサポートをする人によって
違ってくると思いますし、自分自身がクリエイティビティをどう扱っていくか？にも左右されます。

ボク自身、今でも、自分の仕事の仕方によって自分を抑え、クリエイティビティが発揮できないサイクルに入りこみ、グルグル滞ってしまうこともあれば、反対に、うまく好循環していくサイクルをつかんで、力を発揮しやすくなっている時もあります。

「自分のクリエイティビティはどうやったら使っていけるものなのか」

「どうしたら生かしていけるものなのか？」

これは、人生通して手足を動かし、試行錯誤しながら少しずつ発見し、自分なりのレシピを作っていく。

そういうものなんだなあって、実感している今日この頃です。

◾️好きなこととどう関わっていく？

ボクたちは、

「好きなことは仕事にしなければいけない」とか
「いやいや、好きなことは仕事にはできないよ」など

両極端な考えになりがちです。

でも、実は選択肢は多様にあり、

「好きなことをダイレクトに仕事にするか？」

はその人によって違っていいのです。

大事なのは、「こうすべき」と自分を追い詰めていくことでもなく「どうせできない」と諦めることでもなく、

“どう関わっていくのが自分にとって一番しっくりくるのか？どのような力が発揮できるのか？”

だとボクは思うのです。

好きなことをダイレクトに仕事にしたい場合は、好きなことや興味がある範囲に対して、時間と手間をかけてスキルを上げ経験をつんで能力を上げていくことが必要です。

ボクも、すでにあるスキルだけではな、これから歩みたい人生やキャリアで必要なスキルや知識を順次磨いていくために、数年単位で学習・行動計画をし、働きながら今の日常の中に落とし込んでいっています。

一方で、自分の得意、能力のある範囲をベースにし、それに興味や好きなことを紐付けた仕事で力を発揮する人もいるでしょう。

例えば、好きなことを研究したり、広めたり、営業したり、サポートする仕事など。そういうあり方もある。

または、仕事とは別に余暇で好きなことをしていく、という人もいるでしょう。

いろんな選択肢があって、そのなかでどうアプローチしていくか。

自分はどのように、そのものごとと関わっていきたいか。

こたえは、ひとつじゃなくていい。

自分がこれだと思うものを決め、スタイルを作っていくことが大事、そんなふうに考えています。

◾️磨く勇気、磨く楽しさ

ただ、どんな選択肢のなかでも忘れたくない大切なことがあります。

それは、「自分の中には機能や素質、すでに持っているものがあり、磨けば発揮できるものである」

ということ。

「自分には何もない」というとらえかたは、現実能力以上に、エネルギーを弱めてしまう原因になってしまいます。

才能を伸ばしていくのも、教育していくのも発揮させてあげられるのも、ぜんぶ自分。

だからこそ、信頼し、方法を考え、努力をして回路を広げていく。

自分をもっと磨く！という勇気を持つ。

つまり、その「在り方が自分」であること。


最初から確信できなくてもいいので、そういう態度でコトにあたり続けることからはじめてみるのをお勧めしたいです。

持っているものを少しずつ活かせるようになるたびに、「面白いな！」と思う瞬間は増え。満ち足りていく時間もどんどん増えていくと思います。

その瞬間を楽しみに、コツコツとですね。

この在り方が自然にできるようになると、仕事や、ビジネス、恋愛、就職活動、進路の問題。会社内での人間関係、子育て、お金、その一つ一つの場面で自分自身が現実に影響を与えていくんですよね。

だからこそ、ココロを整え、エネルギーを高めるトレーニングを習慣化することで「在り方＝状態」は良くなり

“自分はどうしたいのか？”

“どうやったらできるのか？”

という場面で、前向きな発想が自然に生まれるようになるんですね。

ぜひ、これからもボクと一緒に習慣化してゆきましょう。

いつでも応援しています！

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