六舞宴 着物反物から服を創る!① 着物や職人が消える?できる事?
六舞宴は、「着物の反物生地から服を創る!」
あえて挑戦している試みを書いてみます。
なぜか?興味あるかたは読んで欲しいです……
日本の伝統文化、着物や職人が消える?
細かい事は省略します…陳謝。
このままでは、着物関連の職人が消える!?
ゼロにはならないが、壊滅的となる可能性有、
着物の反物生地も、日本の技術として危うい…
あえてオーバーに言うと、こんな感じです。
単純に日常での着物姿を見る事は減りました。
需要が減れば、価格高騰か?消えていくのか…?
私は六舞宴を通して、新たな事を学びました。
日本の伝統であり技術でもある、
藍染の職人はどんどん減っています!
インディゴ染にシェアを奪われており、
しかたがない現実問題と言える……。
JAPAN BLUE は世界的に評価が高い!のに…
単純に価格や合理性が要因の1つかも?
墨染や柿染は、さらに職人事情が厳しいです…涙
様々な原因があるとは推測されますが、同じく、
着物の反物生地にも影響が当然であります……
国産の絹は高騰…織技術はまだ残ってます♪
着物業界は努力も工夫もしている!が、しかし、
厳しい現実問題に危機感を感じている人が多い…
私は、漫画や映画、海外経験からの影響で、
日本の文化や思想などの美学が好きです♪
なので、六舞宴の内容にも反映されていますが、
これは向井侑子も御意見一致の事でもあります…
六舞宴で何か、少しでも役に立てないのか?
そう考えたのは至極当然の事であり、
世界で戦うには、日本の良さを武器とする!
これも必然として考えた理由とも言えますし、
残すべき、好き伝統文化があるはずでは?
こんなふうにも考えました。
六舞宴は反物生地で日常着を創る!
六舞宴で少しでも何か役に立てないのか?
いろいろと試行錯誤してみた現時点の結果論は、
「着物の反物生地を利用した、日常着を創る!」
これによって、着物反物の消費を増やそう♪
そんな考えにいたったと言えます。
初期の頃、
「着物を何とかアレンジできないか?」
と考えていたのですが、結果論で思い知ります…
「着物はすでに完成された伝統文化である!」
知れば知るほど、日本の着物文化は凄いです!
今回は詳細を省略しますけどw
現代風へのアレンジや改良などは…
六舞宴としては考えを改め、別の方法を探るw
ちなみにですが、
ポリエステルの着物も沢山で増えていますし、
洗える着物なども、世に出てきてもいます♪
簡単に着れる着物だって工夫されてきている♪
着物業界だって工夫と努力をしている!
世の中には多くのファッションブランドがあり、
和風や着物に着眼点をおいているブランド、
沢山あり、多くを見かけるのですが、
六舞宴としては、少し好みが違いました……
そもそもで、着物が持つ美しさを尊重したい!
そんな想いもあり、着物としての表面ではなく、
着物の概念を意識してみる!事にしました♪
そこで重要なキーワードして想いを感じたのが、
気品や品格、長期利用、サイズなどの概念ですw
これは六舞宴との志向にピッタリと想いまして♪
そんな中、着物の反物生地に目を付けました。
洋服には、生地こそがとても重要な意味がある!
生地感によって、洋服は大きく変わってきますw
当然ですが、着物も生地が大事な事は同じです!
そして世の中には、
まだ着物に仕立てられていない反物の生地、
新しい反物、かなり古い反物、いろいろあり…
反物って生地にも、日本の伝統文化があります♪
これ等を知った事が発想のキッカケとなります!
「六舞宴は着物の反物生地で日常着を創ろう♪」
って観点を変えて、試みる事を開始しました。
六舞宴は、着物の反物生地を活用消費する事で、
日本の伝統文化に少しでも役に立てるかも?と…
そして、これこそ六舞宴らしい方法かも?と♪
着物の反物生地、利点と問題点アリ!
多くの人が、着物の生地と言うと、ど派手!?
とイメージすると思われますが、違います!
もちろん刺繍などで、そういったのもあります。
結婚式や成人式のイメージかな、これは……
単色でありながら、織柄の模様として存在し、
「さりげない奥ゆかしさ」での主張がある!
これは結果論として、気品と高級感がある♪
そんな生地としての反物のほうが多く、
六舞宴が活用したいのは、この反物生地です。
着物反物は正絹(しょうけん)と言い、
多くがシルク100%の生地が多いです。
昔は日本産の絹であり、生産量もありました。
近年で洋服に利用される生地の規格サイズと、
反物の生地サイズは、かなり異なります!
これが洋服にし辛い原因その1でもあります。
一般的な洋服生地と比べると、反物は、
半分から3分の1くらいの幅しかありません。
これはどんな問題が発生するかと言うとですね、
縫製代が高くなる!生地代も高くなる!
シビアに現実的な大問題と言えますよねw
上記の事が、利点と問題点の原因となります…
ぶっちゃけて、簡単に言ってしまうとですね、
着物の反物生地は、
美しくて肌触りが良く、高級感が漂う♪しかし、
素材が高級過ぎて、日常着の服には適さない…
とのメリット・デメリットが存在しますw
そして面白いなと個人的に思う事ですが、
男性より、女性の方が圧倒的に詳しいです!
女性にはかなり人気があります♪
残念ながら、高すぎるから……てな理由も…。
多くの人が知っている例を挙げるならば、
着物の反物とは関係ないとも言えますがw
シルク100%のシャツを着た事ありますか?
超~肌触りが良く、高級感ある光沢感ある!
しかし、高額であり扱いにくいよね…
ってな感じですw
反物生地の規格サイズで定番型を創る!
洋服には、「パターン」と言う、
洋服の設計図みたいなのが存在します。
これで色違いや生地違いを作ったりします。
六舞宴では、先に述べた通りで、
着物の反物生地を活用する事を大前提として、
反物生地の規格サイズでパターンを考えてみて…
これにより、ちょっとした発見もありまして…
いろいろ整理してみますと…ぶっちゃけ、
あんまり良い事はなくて、茨の道であります!w
とは言え、課題のポイントは明確になりました!
何か少しでも役に立てないか?と想うわけで、
ビジネスは関係なく、とりあえず模索してみる!
って事で、実際にやってみたわけですw
そして、活かしたいアイデアも生まれました♪
大問題の制限として、生地の規格のサイズ、
高級品だからこそ、無駄を発生させずに、
最大限で活用すべき考慮が必要となる事!
この問題は、かなり頭を抱えます…w
六舞宴の反物服、メリットの概要?
六舞宴がクリアすべき課題と言いますか、
整理したから明確となる課題ポイントであり、
メリットと成る?ポイントかもしれませんw
シルク100%、この肌触りを活かすべき?
肌に触れるアイテムを創り出すべきと言える!
シャツとかワンピースが良いのでは?となる。
長期間で愛用する事を大前提とすべきである?
どうしても高級なアイテムとなってしまうので?
シルクの素材感で高級感は漂う、
織柄の模様や染に関しても高級感は出るので、
シンプルな定番型で、細部は丈夫な造りとする!
結論、
六舞宴が反物生地から創るべき服とは?
高級感が漂うシンプルな定番型で丈夫な服!
高額商品となるのはしかたがないので、
利益幅を調整して、お値段を抑える?
もしくは、何かしら別の工夫必須……涙
って事になりました!笑
古い反物の再生に、希少価値を発見♪
創ってみて、たまたま偶然で発見した事ですが…
着物にまだ仕立てられていない反物生地で、
売れ残っていたり…単純に古い反物など…
実は沢山で眠っていたりする、余りもの…
これを再生として、何かしら活用できないか?
「とりあえず、服にしてみるか?」って事で、
実際にやってみて、メリットを発見しました!笑
かっこいい言葉に置き換えると、そんな反物達、
ヴィンテージの反物生地と言えるではないか♪
古い反物、探しても同じ物を見つけるのは困難…
服に作ってしまうと、デッドストックとなる!
ヴィンテージの着物反物を生地として、
そこから創られた服は、希少価値を持ちます!
同じ物を作れないって理由が発生します…喜
これ、実はすごいメリットの要素ですよね♪
鯉口シャツの半袖を創ってみた♪
お祭りなどで見かける事があるかもしれません、
鯉口シャツ、本来は袖の長さが6~7分丈です。
「鯉口シャツ」名前の由来は、
袖口が鯉の口っぽいかららしいですw
胸元の造りどうこうは関係ないらしいですw
Vネックのシャツと捉えるとそのままですし、
日本らしいシャツであるとも言えます。
ちょっとヤンチャな男性が着るイメージですが、
袖丈を半袖にしただけで、かなり印象が変わる♪
女性が半袖を着ると『かわいい』らしいですw
ちなみに、参考の動画にあるアイテムは、
ヴィンテージ生地を再活用して作っており、
残っている生地の量となる都合上、
2サイズで、各1枚しか存在していません!
そして素材は正絹の着物反物ですので、
六舞宴が有名か否かは関係なく、
希少価値のあるシルク100%の半袖シャツです♪
ちなみに、この鯉口シャツのパターン仕様では、
一般的な着物の反物生地1本から、
3サイズで各1枚、計3枚しか作れません!
袖を短くして、着丈を短くしてギリギリ……
生地の規格サイズとして、これが限界でした…涙
シルク100%のシャツは、それだけで高額…
残念ながら、着物反物はさらに高額でして…
まだ、お値段の改善策が見つかりません…苦
上記はヴィンテージ生地で作ったシャツです。
定番型としている、鯉口シャツですので、
自宅で気軽に洗えるポリエステル素材で、
日本の伝統的な柄となるアイテムがこちらです。
超カッコイイ!ワンピースとシャツ爆誕♪
着物反物1本から、2アイテムを創りだす、
ワンピースと半袖のシャツを生み出しました!
先ず、最初の一言で表現させていただきますと、
「超カッコイイ!超高そう!素敵すぎる!」
一言で表現できてませんねwww
形としては、特別な服とは言えません。
単純に、生地がカッコイイからです!w
六舞宴がそれを活かす服と成せたわけです♪
伊と幸の月華糸菊という生地で、
古いものではなく、新しい反物生地です。
ですので同じものを量産可能ではありますが、
正絹ですので、しっかりと超高い商品です…
本当に申し訳ないと、心から思います…
100人が買ってくれるのであれば、
利益度外視で生産発注したいと思います…
まだ、リアルに売れる商品とは思えませんが…
着物反物を活かして服を創り出す意味として、
1反から、ワンピースとシャツを生み出す!
1反の生地をフル活用する条件下の中で、
「とても魅力的なアイテムを生み出せる!」
これは証明された感と手応えを感じました♪
さて、皆様が気になるお値段なんですが…
まぁ、ぶっちゃけますと…
とても良い高級素材となる反物を1本使用し、
2商品しか生み出さないのですから…
わかっていた結果の贅沢品と言えます。
なんか本当に申し訳ないと感じます……
個人的に、半額ならマジで欲しいw
さらにぶっちゃけますとですね、
1反、2点で販売価格は389400円ですが、
生産の原価率は40%弱です…
「なんとかならんのか!?」と叫び、
実は名案が生まれたのでw 後で書きます!
超かっこいい型が生まれたので、定番型とし、
自宅で気軽に洗えるポリエステル素材で、
日本の伝統的な柄となるアイテムがこちらです。
とは言え、たぶんこれは再生産中止かと……
名案が発生したので、そちらに移行しますw
ワンピースとシャツを創り直す!低価格でw
私は個人的に少し悩んでいた葛藤がありまして、
とある男の発言で、思い切って決めました!笑
それが理由で、名案を閃いた!って事で…
着物の反物生地1本から、2アイテムを再度で、
シャツワンピースと、半袖シャツをやりなおす!
これをパターンからやりなおして変更しますw
とりあえず、再度でサンプルを作ります!
そしてですね、推定とはなりますが、
今年の6月前後になると思いますが、
かなり抑えた価格で提供してみよう♪
そんな名案が発生しました事をお知らせしますw
どれくらい価格を抑えられるのか?
ゲーム感覚で楽しんでみようとも思いますし、
これは1回しかできないかもなぁとも……笑
って事でですね、
着物反物から服を創る!②
ワンピースとシャツを再度で創る事にした!
次の投稿をお待ちいただければと思いますw
コメントなどをいただけると、
ヤル気がでますので、気楽にお願いします~♪