子宮腺筋症核出手術を受けてきました#16 入院4日目 術後1日目
《病院の予定表》
朝、採血。朝の回診時、医師が傷の確認や消毒。夜まで点滴。
飲水のみ可能。白湯、お茶などOK。
体を動かすと元気になろうとする力が高まるので、積極的に寝返りをしたり、上半身を起こしたりしましょう。看護師が体を拭きます。着替えの準備。尿カテ。
【2019年6月某日(金)入院4日目 術後1日目】
8:20 西田先生の回診、一人でいらっしゃる。「どうですか?癒着酷くてね、結構大変だったよ。膀胱と痛みの原因のところにドレーンが入っています。おしっこもしっかり出てるし、色も綺麗。いいですね。下痢ね…便も出てるということは、腸も膀胱も大丈夫っていうことだから、うん、大丈夫です!」
だそうです。今日も先生さわやかだ。
みんな本当にハードな事やってるんだなぁー。二度としたくない。帝王切開もきっとこんな大変なんだろうな。やだな、耐えられる気がしないよ。
いい天気。
下痢が続いてる。いちいちお世話してもらって、申し訳ない。硬膜外麻酔が、ちょっと引っ張られて痛い。やだな。
立ち上がる練習した。くらくらして、すぐ座り込む。
《ここからはこの2日後に思い出しながら、書いた日記》
朝、回診の先生が来る。女医さんと研修医?5,6人引き連れて。きっと外科の先生なんだろうなーって思いながら…。傷の様子診てくれたりする。
看護師さんも傷の様子診たり、ガーゼ替えてくれたりする。傷は怖くて見てない。
下痢が続いているので整腸剤を出してもらう。あんまり効いてない感じ、穏やかな効き目のタイプっぽい。下痢の回数は減ってきている。
「歩けたら歩きましょう、歩けたら尿カテーテル取れますよ」と言われてたけど、「そんなの全然無理だわ!」って、立ち上がってすぐ分かった。
母が3時間かけて来てくれる。足をもんでくれたり、おしゃべりしてくれたり…。ひどい状態見せたくなかったから、「来なくていいよ」って言っておいたけど、来てくれて、すごくすごく嬉しかった。こんなにほっとするもんなんだと思う。笑わせてくれる、お腹痛い、やめろー。
看護師さんに許可もらってリンゴジュース飲む。おいしい。
ずいぶん前に亡くなった父方の叔母のこと思い出す。肝炎で何も飲ませちゃいけないって言われたけど、「ココアが飲みたい」ってずっとずっと言っていて、亡くなる直前、唇に塗ってあげてると、とても喜んでいた。
私は日に日に良くなっていくけど、そうじゃない人もたくさん入院してるんだよね。
夕方、外から聞こえてくる「夕焼け小焼け」を母と一緒に聞いて、気弱になる。「大抵の時は、案外忙しくしてて、そうでもないんだけど、この夕焼け小焼けが外から流れる時間だけが……どうしてもつらいんだよね。」言葉にしたら、ちょっと泣いちゃった。母もつられ泣き。
母、帰る。
夜、ひとまず点滴の中断。点滴が固まらないように薬を入れる。固まらないでくれー。固まっちゃうともう一度刺しなおしになっちゃうらしい。嫌だ。
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