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Valorant 練習についての基礎事項

ゲームは運動や学習と似ています。よってそれらの技術の向上のメカニズムを学んでおく必要があります。体格が関係ないゲームにおいて才能はあまり関係がないので、今は上手ではない人も練習次第ではいくらでも上達します。効率の良い練習と高いモチベーションを維持して実力を高めましょう。今回の記事はアンダース・エリクソン『超一流になるのは才能か努力か?』の内容を含みます。 実力=練習効率×時間+経験

1.効果的な練習

良い質の練習をすることは実力の向上に直結します。練習をする前に練習方法を学んでおくことが大切です。

(1)自分の実力+1を見つける。
練習は自分ができないことをできるようにするためにします。その際に実力より大きく離れたことをしても理解できません。しかし、自己評価を的確にできる人間はあまりいないので、指導者をつける必要があります。指導者とのやりとりで「自分の実力+1」を見つけ、自分の今練習すべきことを理解することが大切です。特に自己練習を感覚的にやるだけでは認知が歪みやすいので注意しましょう。

(2)心身の健康を維持する。
集中することで練習の質をあげることができます。体の調子が悪かったり何かに不安不満を抱えていたりしては練習に集中できません。食事や睡眠をしっかりととることや運動や日光を浴びて交感神経を優位にしておくことで集中力が高まります。

(3)時間を区切る。
新しいことを学ぶときは長く集中力が持ちません。30分に1度5分ほど休憩をとるようにしましょう。既習の事項を復習するときはそこまで集中力は使いません。

(4)弱い相手で練習する。
強い相手だと緊張や不安でストレスが強くなります。委縮して動けなくなっては練習の価値がなくなります。あと強い相手には自分の実力+1の練習は通用しないので成功感覚を得ることができません。人間は自分の実力より弱い相手を倒したときに能力が向上します。強い相手と戦ってではなく、強い相手の動きが落ち着いて見られる環境で観察することで、高い技術を会得するとよいでしょう。

2.高いモチベーションを維持

(1)目標を具体的に立てる。
目標を立て達成することはモチベーションの維持に繋がります。自分の成長を見えるようにすることで、自己肯定感を伸ばしていきましょう。具体的目標を方向付けて設定するために、最終的な目標や中間目標を設定することも効果的です。

(2)ランクをあげることよりも実力をあげることに注目する。
ゲームをして周りから認められたいという外発的な動機付けよりも、ゲームを楽しむためにうまくなりたいという内発的な動機付けのほうがモチベーションを保ちやすいです。また、賞品のために頑張ることや周りに怒られないように頑張ることなども外発的動機付けに該当します。自分だけではなく仲間にプレッシャーを与えないように注意しましょう。

まとめ

どんなに練習していても適切なレベルでしなくては効果が低いです。またどんなに効果的な練習をしていても継続しなければ意味がありません。闇雲に練習する前に環境を見直すことが、良い練習への秘訣となります。

Valorantのdiscordでメンバーを募集していたsionさんは、私がCs1.6をしているときに上手なプレイヤーをたくさん輩出していました。上手になりたい人はこのチームに入ることをおすすめします。

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